高度な保険設計と遺族ライフプランシミュレーションの実践
開催日時
2022/8/20(土) 13:30開始〜15:30終了予定
開始時刻は、前回と同じとは限りませんので、改めてご確認をお願いいたします。
新型コロナウイルスの感染防止の観点から、今回はZoom参加のみとなります。
(会場参加はございません)
勉強会の内容、学びの狙い
- 夫婦生存時のシミュレーションと、万が一の場合のシミュレーションとで、
収入・支出など前提が異なるシミュレーションを行いたい! - 医療保険の必要性を考えるシミュレーション技法を習得したい!
という方向けの、さらに高度なライフプランソフトの活用勉強会です。
高度な保険シミュレーションを求めるFPが増えている
「レベル3 上手な保険見直し提案をライフプランソフトで実践しよう」の勉強会では、生命保険相談におけるライフプランソフトの活用法と、合理的な保険の提案方法を紹介しました。
多くのケースでは、この方法で保険の相談に対応できます。
しかし次のようなケースでは、十分な対応ができないのです。
- 夫が死亡したら妻は、夫の生存時とは異なる働き方を選択したい
(夫婦生存時はパートだが、万が一の時は正社員で働く、など) - 夫が死亡したら妻は、夫の生存時とは異なる住まい計画を検討している
(万が一の場合は、ローン完済後の家を賃貸に出し、実家で生活するなど) - 同様に支出や資産運用などで、死亡時には異なる人生設計を想定している
(万が一の場合は投資をやめる、予定していた支出をやめる、など) - 妻が死亡した場合には、同様にして夫の収入・支出を大きく変更したい
このように、夫婦生存時と万が一の場合のそれぞれで、異なる人生設計を提案するFPも増えてきています。
(夫婦共働き家庭が増えたことも、一因のように思われます)
みなさんもそれが実現できれば、さらに付加価値の高いFPサービスを顧客にお届けできるようになりますよね。
さまざまな保険相談で応用できる学びが得られます!
そこで今回の勉強会では、上記のように万が一の場合に異なる収入支出でシミュレーションする方法をご紹介します(ライフプランソフトの活用方法とあわせて)
レベル1の入門編、レベル2の実践活用編、レベル3のコンサル実務編で学んだソフトの活用法を、さらに応用する内容となりますが、さらに信頼度の高い保険提案が実現できます。
他にも、他の勉強会でお伝えしきれなかった次のケースで、どのようにソフトを活用すればよいかをご紹介します。
- 必要保障額のグラフが特殊な形のため、定期保険と収入保障保険のどちらがよいかを提案しにくいケース
- 医療保険のプランニングを求められたケース
今回の勉強会で、いろいろな事例にも対応できる保険相談スキルを、身につけることができますよ。
さらなる保険提案のレベルアップを目指そう!
他の勉強会と同様、開発者自らライフプランソフトを操作して、保険提案の流れを実演します。
皆様のご質問にも、お答えしながら進めて行きます。
保険のコンサルティング力をさらにアップさせたい!と考える皆様のご参加を、お待ちしています!
この勉強会の、さらに詳しい内容
参加対象者
ライフプランソフトやFP相談にご興味・ご関心をお持ちの方なら、どなたでもご参加いただけます。
ファイナンシャルプランナー資格の有無や、現在の職業も問いません。
当ライフプランソフトのユーザー登録の有無や、ソフトの利用経験も問いません。
当日の内容(予定)
- 夫婦の生存時と、一方が死亡した場合とで、シミュレーションの内容を変更したい場合の操作手順
- 必要保障額のグラフから判断して、適した保険が定期保険とも収入保障保険とも判断がつかない場合の、保険提案の考え方
- 医療保険の提案の考え方と、多額の医療費に備えるシミュレーションの方法
前版からの変更点
今回は第1版です。
次回は、実務上のポイントをさらに追加し、保険提案が難しいケース事例を追加して、解説します。
当日の進行
当日の進行は、当勉強会の運営スタッフ・サイト管理人の佐藤が担当します。
FPがお客様、FPの先生という立場で普段は業務をしています。FP6分野に関するコンピュータシステムの開発や、FP事業のサポート、FP人材の育成にも関わっています。
5万人以上が使う 無料で高精度なライフプランシミュレーションソフト Financial Teacher System も開発し、フリーソフトとして提供中。
皆様からいただく参加費は、当勉強会の運営費用・このライフプランシミュレーションソフトの開発と運営費、として利用させていただいています。
当ライフプランシミュレーションソフトは、多くのFPの要望を取り入れながら、バージョンアップと開発を続けています。
FP実務とライフプランシミュレーションの両方を熟知した開発者自ら、FP業務に役立つソフトの活用法を、たっぷりご紹介します!
今回利用するライフプランシミュレーションソフト
当勉強会運営スタッフがフリーソフトとして開発・提供している「Financial Teacher System」です。
どなたでも、FP業務利用であっても、無料で利用できます。
詳しくは、下記ページでご紹介しています。
レベル3 保険のコンサル実務編の内容理解を前提としています
今回の勉強会は、次の勉強会で扱う内容を理解している前提で進行いたします。
- レベル1入門編
「ライフプランソフト基本操作勉強会」 - レベル2実践活用編
「複雑な収入支出のFP相談に対応できる!ライフプランソフト実践」 - レベル2実践活用編
「ライフプランソフトの便利機能で、FP相談の付加価値を高めよう!」 - レベル3コンサル実務編
「上手な保険見直し提案を、ライフプランソフトで実践しよう」
上記の勉強会でも取り扱わなかった高度な内容を、濃縮してお届けする勉強会となっている点をご了承ください。
当ライフプランソフトを使って、十分に保険の相談、遺族のライフプランシミュレーションのご経験がない場合は、上記の勉強会に参加し、前提となるノウハウを習得することをお勧めいたします。
なお、上記勉強会に参加していない方でも、この勉強会に参加は可能です。
ただし前提ノウハウを先に習得することで、今回の勉強会の内容を十分に吸収できるようになりますよ。
以前の開催の様子と、参加者の感想
会場の様子と、Zoomでの視聴イメージです。
会場のスクリーンで表示する内容を、Zoom参加の方にも配信しています。
参加費
特別早割 |
募集開始から2週間 (人数限定) |
通常参加費 |
開催1週間前までの お申込み |
- 5分前受付+感想提出で、300円分のポイント還元(割引)があります
- 開催1週間前を過ぎると直前料金となり、通常参加費から少し上昇した金額となります。金額は、申込ページにてご確認下さい。
Zoom参加のご案内
Zoom参加
申込をされた方は全員、ウェブミーティングソフトZoomを使って参加できます。
Zoomで、投影資料や会場の様子などを、ライブ配信します。(後日の録画配信ではありません)
Zoom参加のためのURL等は、開催日の4日前と開催前日に配信する「当日案内メール」でご案内します。
「当日案内メール」についての詳細はこちら。
開催報告
午後の勉強会は、保険のシミュレーションに関する高度を中心に、下記の内容もご紹介しました。
- 必要保障額が複雑なケースで、複数の保険を組み合わせて対応する方法や、収支を変えて必要保障額のグラフを変化させる方法
- 医療保険や所得補償保険の提案・見直し方法
- 世帯主や配偶者に万が一のケースで、大きくシミュレーション内容を変更したい場合の対応方法
これらはソフトに使い慣れてくるほど、悩むポイントです。
上級者向けの内容でしたが、当ソフトを上手に使いこなして今後の業務で役立てらえる学びがあった、という声もいただけました、
一歩深みのある保険のライフプランシミュレーションをするときに、参考にしていただけましたら幸いです。
参加者のご感想
頂いたご感想を、一部抜粋してご紹介しています。
(個人を特定する記述の削除・要約をしている場合があります)
今回の勉強会では特に家族が万が一の場合の遺族のシミュレーションの仕方に関心がありました。
私は広島県で活動しているため、どうしても1家族に2台以上の車が必要になります。
そのため、世帯主の死亡時のシミュレーションを作成する時に、世帯主の車の削除を面倒くさく思っていました。
それがバージョンアップで複製できるようになり、世帯主死亡時の配偶者のライフプランも異なる設定で提案できるようになり、また、昨日の勉強会での内部動作のご説明でより理解を深める事ができました。
ありがとうございました。
私は住宅購入専門のFPと不動産を融合したサービスを提供しています。
マイホーム購入に関する勉強会も期待しています。
これからも頑張ってFPをもっとメジャーにして行ってください。
よろしくお願いします。
今回も有意義な研修をありがとうございました。
今回「夫婦生存時」「世帯主に万が一のことがあった場合」「配偶者に万が一のことがあった場合」と3つ独立させてプランを作成してから、合わせるという方法を教えていただき、「これだ」と思いました。
使い方は少し違うのですが、「自分だけの収入で自分だけが暮らす場合」「夫婦の収入を合わせて二人で暮らす場合」「夫だけの収入で夫が自分だけで暮らす場合」「自分だけの収入で夫婦が暮らす場合」「夫だけの収入で夫婦が暮らす場合」など複数作成して総合して判断すればよかったんだなあと感じました。自分自身のプランがしっくりくるように立てられると、お客様のプランを立てる時にも有効ですね。
・グラフも形が変わるので、顧客に合わせて支払保険料と必要補償額をすり合わせて改善していくが、保険だけで調整すると無理が出てくる可能性がある。
・応用として、収入や支出を調整して必要補償額のグラフを変えていくこともできる。上記の4つのグラフの変化が面白かった。確実の必要補償額を減らすことができるのを確認しました。支出減は大きな効果があると思いました。
・理屈ではなく、根拠をお話しすることが大切である。(二つのグラフの対比等)
・夫婦生存時の家計プランから世帯主が万が一のときと、配偶者が万が一のときの作成の方法が分かりました。