損保代理店の実務から、火災保険知識と選ばれるFPになるコツを学ぼう
開催日時
緊急事態宣言の期間での開催となったため、全員Zoom参加となります。
会場参加申込者に、5/11(火)中に詳細なご案内をメールでお送りいたします。
2021/5/30(日) 13:30開始〜16:00終了予定
開始時刻は前回と同じとは限りません。
- Zoom参加の場合、開始20分前からZoomのミーティングルームに入室できます。
勉強会の内容、学びの狙い
- 火災保険契約前の確認ポイントを学び、お客様に伝えられるようになる!
- 保険金支払いの場面でも、顧客をサポートするノウハウを学べる!
- お客様から選ばれるFPになるための、コツをつかめる!
- 代理店業務に付加価値をつける!代理店の良し悪しを見抜ける!
FPの皆様になじみがある、火災保険と地震保険。
しかし、それを取り扱っている損害保険代理店の業務内容までは、意外と知らないのではないでしょうか。
代理店は、お客様と対面して保険の説明・提案をするだけではありません。
保険事故が発生してお客様が困ったときに、保険金を受け取れるよう、そしてその後の生活が再建できるよう、サポートすることも重要な業務です。
そこで今回は、火災保険と地震保険の商品だけでなく、損保代理店の実務の裏側も紹介しつつ、顧客の生活をサポートするFPの職業価値についても学びます。
今回の講師は、損害保険業界でのキャリアが27年目の、永田登一氏です。
永田氏は、多くの保険実務ノウハウをお持ちです。
顧客が抱えるリスクに向き合い、損保代理店として顧客サポートを続けています。
そして日々、多くの仕事の依頼を受けているFPです。
まず最初に、火災保険&地震保険の加入時のポイントをお話いただきます。
昔の保険と今の保険は、似ているようで実は異なる点もあります。
保険事故の種類・件数・支払金額も、時代とともに変わっています。
みなさんのFP業務で役立つ、最新の保険実務知識を学びましょう。
次に、保険金の支払い現場業務と、支払事例をご紹介いただきます。
小さな損害と思いきや大きな復旧額が必要で、保険金の受け取りサポートが喜ばれた事例や、保険金を受け取っても課題が残った事例などを、ご紹介いただきます。
代理店は、損害を受けたお客様の生活再建と、その後の人生設計もサポートします。
その観点を含め、改めて保険の価値や必要性について、知見を深めましょう。
最後に、「顧客から選ばれる代理店になるために必要なことは何?」と題した実践ワークも行います。
保険代理店の方は、この機会に、自らの付加価値をさらに高めましょう!
それ以外の方は、代理店の良し悪しを見抜き、提携価値のある代理店の探し方を学びましょう!
この勉強会で火災保険の知見を深め、FP業務で役立てていきましょう!
保険に強くなりたい皆さんのご参加を、お待ちしています!
勉強会の内容詳細
今回の講師:永田登一氏
1969年生 東京都世田谷区出身 在住
CFP認定者、日本FP協会東京支部副支部長
損害保険協会認定損害保険トータルプランナー
大学卒業後はアルミサッシメーカーに就職。
平成7年損害保険会社に直販社員として入社。
平成14年保険代理店 永田保険企画 として独立
平成19年法人代理店と業務委託契約を結び 保険代理店世田谷ライフベストとして営業開始
平成26年保険業界を揺るがす委託使用人問題に正面からぶち当たり8月世田谷ライフベスト株式会社を設立10月営業開始
お客様の「人生をベストに 人生にベストを」与えることができるようにという思いから
会社名を付ける。
FPとしては、保険FPの中でも珍しい?損保系保険FPとして活動中。
アルミサッシメーカー時代は住宅用のサッシの営業をしていたため、一戸建て住宅に詳し
くなり、火災保険を得意とする。
損害保険業界27年目に突入。
当日の内容の詳細(予定)
- 保険の種類と、保険の役割
- 損害保険代理店の業務 9種類
- ここ20年での、損害保険代理店業界の変化と実情
- 火災保険(地震保険)加入時のチェックポイント8つ
- 火災保険に関するいろいろな特約
- 保険事故の種類と、火災保険の保険金支払い状況
- 保険事故があった時、契約者がまずとるべき行動
- 保険金請求手続きのポイント
- 保険金支払い事例(火災、台風、浸水、当て逃げ、など)
- 最近増えてきた保険金の請求事例
- 最近増えている「保険金で住宅修理」のトラブル・詐欺被害
- ワーク「選ばれる保険代理店になるには?」
- 講師が顧客に選ばれるために意識していること、日々の業務の中で大切に考えていること
参加対象者
このテーマに興味関心をお持ちの方は、どなたでもご参加いただけます。
FP資格の有無、職業、FP経験の有無に関わらず、どなたでもご参加いただけます。
以前の開催の様子
会場では、感染防止の措置を取りながら進行しています。
会場の様子をZoomでも配信しています。
参加費
特別早割(募集開始から2週間のみ・人数限定)
- Zoom参加:2200円
通常参加費(開催1週間前までのお申込み)
- Zoom参加:2500円
直前料金(開催1週間前より以後)
上記「通常参加費」から少し上昇した金額となります。その参加費は、申込ページにてご確認ください。
開催報告
講師の永田氏より、下記の観点からお話をいただきました。
保険金を受け取る時のことも踏まえて(どのようなリスクに備えるのかも含めて)、
火災保険加入の時点で考えられるようになっておくことが大切だと学びました。
終了後も非常に多数のご質問をいただき、そのすべてにお答えしていただきました。
FPとして業務をしている方も参加されていたので、かなり実務に踏み込んだ深い質問もありました。参加者からも情報提供をしていただきながら、質疑応答も学びの多い時間となりました。
火災保険のこと、火災保険を取り扱う代理店のこと、お客様に支持されるFPになること、様々な観点から学びを得られる1日となりました。
みなさんが火災保険のアドバイスをされるときに、本日の学びを参考にしてくださいね。
参加者のご感想
頂いたご感想を、一部抜粋してご紹介しています。
(個人を特定する記述の削除・要約をしている場合があります)
◆1
火災保険について、知らない事が沢山ありました。高台だからと安い火災保険で大丈夫という時代ではなくなった、住宅総合保険なら水害もカバーできる事、地震保険については地震が原因で津波や建物倒壊は火災保険適用外、保険金は政府がバックアップして、生活再建を支える一時金として受け取るのを初めて知りました。
労災保険の管轄が、政府であるのと似ていると思いました。
ありがとうございました。
◆2
損害保険実務のお話を聴く機会は初めてでした。損害保険の実情が分かり、自分で加入するにも相談を受けるにしても役立つ情報が得られて良かったです。
今後もよろしくお願いします。
◆3
感想としては事例が多く、勉強になりました。
併せて、損保は専門家としての力量が試されると改めて実感しました。
余談ですが今回の参加者の中に、火災保険のプロ講師の方もいらっしゃったので驚きました。