FPなら知っておくべき、メンタル不調・リストラ・再雇用の相談対応
開催日時
2023/11/26(日) 13:30開始〜16:30終了予定(終了は前後する可能性あり)
- 会場参加・Zoom参加・録画配信から選べます
- 当日の受付は、開始20分前からです(会場参加・Zoom参加とも)
- 参加申込フォームは、このページ下部にあります
勉強会の内容、学びの狙い
大きな不安を抱える相談者に、どう向き合えばよい?
メンタル不調による休職、リストラ、再雇用。
いずれも収入が下がり、お金の面でこの先やっていけるのかと大きな不安を抱えるライフイベントです。
さて、このような方のFP相談に、皆さんは自信を持って臨むことができるでしょうか?
メンタル不調、リストラ、再雇用。いずれも見聞きしたことのある言葉なのに、相談者に対して何を確認すべきか、何を伝えるべきか、がパッと頭に浮かばないという方も多いのではないでしょうか。
このようなFP相談であっても、最終的には相談者に安心と笑顔を届けたいものですよね。
「人事×FP」の知見を学んで、相談対応力をつける!
そこで今回は、企業の人事で長年のキャリアを持ち、従業員のお金の悩みにも関わったご経験もある 伊藤秀雄氏 が講師を務める勉強会です。
まず、メンタル不調、リストラ、再雇用に関して、講師から下記の点についてお話いただきます。
- 休職される方が受け取れる給付金と、給付を受けるための手続き
(相談者が確実に給付金を受け取れるよう、FPは手続き方法までアドバイスすべきです) - 傷病手当金の制度理解と落とし穴
(世間のFPが言うほど、傷病手当金がもらえないことも・・・) - 公務員は、休職制度・給付金が会社員の場合と少し違う
- 希望退職・早期退職で相談者が失敗しないよう、FPが先回りしてアドバイスできること
- 希望退職による退職金加算がお得なのか、シミュレーション
- 統計調査から見える、生活者の老後への準備不足・無関心
- 再雇用後の報酬の変化、給付金に関する最近の制度改正
これらについて一般の方は、あまり理解をしていません。
なのでFPが理解を深めアドバイスすることで、相談者の不安を和らげ、損をしない人生を歩んでもらえるようになります。
また、いくつかのシミュレーション事例も紹介します。このような方へのライフプランシミュレーションをするときに、役立つ知見も学べます。
さらに、グループワークの時間も用意しています。
メンタル不調・リストラに関するライフプラン相談での、ヒアリングのポイント、キャッシュフロー表作成の注意点を考える内容です。
他の参加者の知見や、講師からのフィードバックも参考にして、学びを深めましょう!
相談者の不安を解消できるFPを目指そう!
メンタル不調による休職、リストラ、再雇用。
これらに悩む方へアドバイスできるFPが、もっと増えてほしい!
その思いから、伊藤氏とご縁をいただき、今回の企画に至りました。
人事の現場で活躍された講師の知見や経験も、お話いただきます。
相談力アップにつながる内容ですので、皆さんのご参加をお待ちしています!
講師 伊藤 秀雄 氏
FP事務所ライフブリュー代表
保有資格:CFP、FP技能士1級、証券外務員一種、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー2級
電機メーカーの人事部門に長く身を置き、人事・労務・人材開発等、人と組織に関わる仕事に従事する。一連の雇用管理や人事制度運用、また事業構造改革、労務管理といった業務で現場に身を置く中、FPの知見が大いに助けになることに気付き、数多くの実践の機会を経験。
また、一時期は奨学財団の事務局として、奨学生や大学との関係を築きながら財団経営に携わった。
2018年以降、兼業許可を得て社外でのFP業務を本格的に始動し、2022年7月にFP事務所を開業。2023年4月に退職しFP専業となる。
現在は、個別相談業務、セミナー、執筆および若年者向けの金融教育講師等で活動中。
グループワークがあります
用意された相談事例に対して、FPとしてどのようにアドバイスをするか、どのようなキャッシュフロー表を作るか、などを議論するグループワークがあります。
参加者同士でのワークの後、講師からのフィードバック・アドバイスもあります。
お互いに知恵を出し合い、楽しみながらワークを行いましょう!
会場参加の方は、3〜5人ずつのグループに分かれてグループワークを行います。
Zoom参加の方は、会場のグループワークの様子を見るか、ブレイクアウトルームでZoom参加者同士でグループワークを行うかを選択できるようにする予定です(当日の参加人数、状況により、詳細は当日に決定することをご了承ください)
講師と直接情報交換でき、参加者同士の交流にもつながる会場参加を、ぜひご検討ください!
参加対象者
このテーマに興味関心をお持ちの方は、どなたでもご参加いただけます。
(職業、FP資格の有無を問いません)
終了後に「FPビジネスが発展する懇親会」も行います
会場近くのお店で2時間程度、懇親会も行います。
集客・実務のコツ・顧客に喜ばれる事例など、FPビジネスの情報交換で盛り上がっています!
勉強会スタッフも、FPビジネスのノウハウを惜しみなくお話します!
FP業務の課題解決や、新しい仕事・人脈のきっかけにもなります。ご都合つきましたらぜひご参加ください!
自由参加で、当日に会場参加の方にご案内します。事前予約は原則不要で、参加費は500円〜2000円くらいです。
Zoom参加と会場参加のご案内
Zoom参加
ウェブミーティングソフトZoomを使ってライブ配信します。(後日の録画配信ではありません)
Zoom参加のためのURL等は、開催日の4日前と開催前日に配信する「当日案内メール」でご案内します。
「当日案内メール」についての詳細はこちら。
会場参加
当勉強会スタッフや他の参加者と交流・情報交換でき、みんなで楽しく学べる のが最大のメリットです。
懇親会が行われる場合は、懇親会にも参加できます。FP業務に役立つ情報を得るのに最も優れています。
新型コロナウイルス感染防止のため、3密回避、換気設備の稼働などの対策も行っています。
開催場所(会場参加の場合)
持ち物(会場参加の場合)
- マスク
会場ではマスクの着用は任意となっています。必要な方は持参ください。 - 事前配布資料
開催日4日前と前日にお送りする 当日案内メール でご案内しています。会場では配布しないので、印刷して持参ください。
インターネット環境は用意されていません。必要な方は、各自でご用意ください。
開催直後5日間の録画配信も選べます
開催当日に参加できない方向けに、当日のZoom参加者向け映像を、11/29(水) 0:00〜12/3(日) 23:59 に配信します。
この視聴期間内なら、何度でも視聴可能です。
視聴のURLは、この視聴期間の初日に、申込時のメールアドレスへお送りします。
録画配信に申し込まれた場合、会場参加・Zoom参加はできません。
その他詳しいご案内は、「開催直後5日間の録画配信」の重要事項 のページをご覧ください。
参加費
会場参加・Zoom参加
特別早割 2200円 |
募集開始から 2週間の申込 |
通常参加費 2530円 |
開催1週間前 までの申込 |
直前料金 2860円 |
開催1週間前を 過ぎての申込 |
開催直後5日間の録画配信
通常参加費 2970円 |
開催1週間前 までの申込 |
直前料金 3300円 |
開催1週間前を 過ぎての申込 |
開催報告
メンタル不調・リストラ・再雇用は、いずれもストレス度の高いライフイベントです。
そのような不安を抱える方から相談があったときに、参考になる制度のお話、注意点、講師の伊藤さんご自身の体験など、さまざまな観点からの学びが得られる内容でした。
グループディスカッションでは、実際に相談があったらFPとしてどのように相談を受けるか、何に気をつけるか、について参加者同士でお話をしました。
会場とzoomの双方で、活気ある議論が行われていました。
本日の内容は、NISAや税制とは異なり、FPの方もあまり触れないことが多い内容です。
しかしこの知識が必要となった時には、本日の学びが困った人を助ける力に変わるはずです。
今後のみなさんのFP業務で、参考になりましたら幸いです。
参加者のご感想
頂いたご感想を、一部抜粋してご紹介しています。
(個人を特定する記述の削除・要約をしている場合があります)
FPの資格は10年以上前に取得したのですが、現在は主にキャリアコンサルタントとして活動しています。
FPの活動領域とキャリアコンサルティングの活動領域は親和性も高く、これからFPの知識を呼び覚ましていこうかと勉強に取り組み始めたところです。
私も長く企業で人事を担当しており、講師の伊藤先生と近い経歴ということもあり、興味を持って参加しました。
感想ですが、メンタル不調やリストラなど、転機に必要となるマネーの情報がコンパクトにまとまっており、とても分かりやすかったです。
また、機会を見つけて参加させて頂きたいと思います。
何卒よろしくお願い致します。
私の事務所にはメンタル不調で相談に来るお客様はいないのですが、家族がメンタル不調というケースはよくあります。
そのような場合にFPとしてどのようなアドバイスができるか分からず参加させていただきました。
公的制度自体は自分が持っていた知識で間違いなかったのですが、現実問題として傷病手当金の計算や傷病手当金生活になった場合の注意点、また希望退職についての注意点など、自分にない視点のお話をたくさん聞けたので、非常に役に立ちました。
また、今後はメンタル不調の相談において労災の知識も必要になると実感しました。貴重なお話ありがとうございました。
近年、増え続けるメンタル不調、リストラ、再雇用。
さすが人事xFPのキャリアをお持ちの講師だけあって、痒い所に手が届く内容ともいえる、あっという間の3時間であった。
当事者でないとわからない、メンタル不調による休職、リストラ、再雇用問題に対し、お金の面で先回りしてアドバイスできるFPというのは本当に心強く頼りになると思われる。
超現実的な側面からのお金のアドバイスが一番役に立ち、ありがたいと感じてもらえると思うので、今回の内容を復習し役立てたい。
傷病手当金などの相談を、早めにしに来てほしいということについてです。
これはやはり(心理)カウンセリングを受けに行く時期が、進退窮まった状態になってから行くことが多い傾向にあることと同義ではないかと考えました。
心理カウンセリングなどと同様に、傷病手当金などの相談も、早期に自身や周囲が対応できるように周知していかなければならないと感じました。
一方で、退職給付制度があまり整備されていない会社が思っていた以上に多いことに驚きました。
退職給付制度があまりないのであれば、資産運用や副業といった考え方も見えてくるのではないかと思います。