若者向け金融教育を体験し、企画&実施できるようになろう
開催日時
2023/3/21(火・祝) 13:00開始〜16:15終了予定(終了は前後する可能性あり)
- 会場参加・Zoom参加・録画配信から選べます
- 当日の受付は、開始20分前からです(会場参加・Zoom参加とも)
- 参加申込フォームは、このページ下部にあります
勉強会の内容、学びの狙い
この勉強会で体験したことをマネするだけで、
自信をもって金融教育を企画・実践できる!
という趣旨で開催する、若者向け金融教育に関する勉強会です。
若者向けの金融教育が、いま求められている
最近は、中学生、高校生、大学生など若い世代への金融教育が重要だといわれています。
2022年から成年年齢が18歳に引き下げとなり、高校家庭科で投資の授業が始まることも話題になっています。
その一方で、消費者トラブルにまきこまれたり、社会に出たあと安定した生計を立てられない若者が、後を絶ちません。
消費者保護・消費者教育が求められているものの、若者向け金融教育の機会はまだ少ないのが実情です。なぜなら、
- 金融教育をどう実施すればよいかわからない
- 大切なのはわかるが、自分の力で実施できるか不安
という問題を、保護者や先生はもちろん、FPも抱えているからです。
そこさえ突破できれば、金融教育を実施する敷居はグッと低くなるはずです。
金融教育の授業を体験し、先生と生徒の両方の視点をつかもう!
最近は、省庁や公的な団体が、金融教育で使える教材を配布しています。
誰でも自由に、しかも無料で使える教材も、たくさんあります。
授業ですぐに活用できるので、多くの学校現場で活用されています。
(教材のイメージ画像:一般社団法人全国銀行協会のホームページより引用)
そこで今回の勉強会では、このような教材を使った金融教育の授業を、実際に体験できる機会を用意しました。
当勉強会スタッフが先生役で実演するので、参加者の皆さんは、生徒の立場で授業を体験できます。
金融教育の内容はもちろん、グループワークや発表などを取り入れて、生徒の興味を引く授業の展開方法も体験できます。
後半には、授業の企画方法や、上手に進行するための準備・心構えなど、実施の際に役立つ情報もお伝えします。
生徒の学びの視点と、先生の企画の視点の両方から、金融教育のコツをつかみましょう!
マネするだけで、あなたも金融教育を実践できる!
この勉強会は「内容をマネするだけで、すぐ実践できる!」という再現性の高さが特長です。
参加すれば、難しいと思っていた金融教育が、「これなら私にもできる!」と体感していただけることでしょう。
過去の参加者には、自信をつけて、自ら金融教育を実施した方もいました。
すでに実施中の金融教育に、さらに付加価値を付けた方もいました。
もちろん、ご自身のお子様への金融教育でも役立ちます。
一人でも多くの方に、若い世代への金融教育に踏み出してほしい!
その思いで、企画した勉強会です。
金融教育にチャレンジしたい、という皆様のご参加をお待ちしています!
【会場参加の方へご案内】
会場でグループワークを行う様子を、動画配信します。会場参加者の様子が、Zoom配信と録画配信の両方がなされる点を、ご了承ください。
勉強会の内容詳細
参加対象者
このテーマに興味関心をお持ちの方は、どなたでもご参加いただけます。
(職業、金融教育の経験の有無、FP資格の有無を問いません)
下記に該当する方も、参加可能です。
- 金融教育のヒントを探している、先生・教育関係者
- 自分の子へ金銭教育を行うきっかけにしたい、保護者の方
- 地域の方へのお金の教育を検討している、自治体職員・NPO法人の方
当日の流れ(予定)
1時間目(15分)
- 本日の進め方の説明
- 参加者同士での自己紹介
(楽しくみんなで学べる雰囲気を作ります)
2時間目:家計管理の授業 (55分)
日々の家計のやりくり、計画的な資金計画、貯蓄の目的などを伝える授業を実演します。
教材の指導目標は以下のように設定されており、これに沿うよう授業を展開します。
- 家計管理に関する基礎的な知識、技能を、生徒に習得させる
- 家計管理の重要性と必要性、その活用方法について、生徒自身が考えられるようになる
- 家庭経済や家計管理に関心を持ち、主体的に経済に関わる態度を、生徒に養わせる
3時間目:多重債務編の授業 (55分)
ローンやクレジットの仕組み、大丈夫と思っていたのに多重債務に陥る理由、多重債務の防止方法、などを伝える授業を実演します。
教材の指導目標は以下のように設定されており、これに沿うよう授業を展開します。
- ローンやクレジットなどの返済計画の重要性を理解する
- 多重債務の現状と原因を理解する
- 自身の状況や周りの環境などに合わせて、多重債務に陥らないよう主体的に適切な情報を収集し、判断する態度を育む
4時間目:先生として金融教育を行うときのポイント(40分)
- 円滑な金融教育を実施するための、心構え・準備
- 若者以外への金融セミナーや、家庭内教育への応用・アレンジ方法
- 金融教育として子供に何を伝えるべきか、どんな金融教育が求められているかを考えるグループワーク
今回の進行:
当日の進行は、当勉強会の運営スタッフ・サイト管理人の佐藤が担当します。
ファイナンシャルプランナーなどお金の専門家に対する教育経験もあり、アクティブラーニング型の学習形態にも慣れています。
この金融教育の勉強会は、過去何度も開催し、多くの方にご参加いただきました。
今回も、楽しく、わかりやすく、金融教育のポイントをお伝えしていきます!
終了後に「FPビジネスが発展する懇親会」も行います
会場近くのお店で2時間程度、懇親会も行います。
集客・実務のコツ・顧客に喜ばれる事例など、FPビジネスの情報交換で盛り上がっています!
勉強会スタッフも、FPビジネスのノウハウを惜しみなくお話します!
FP業務の課題解決や、新しい仕事・人脈のきっかけにもなります。ご都合つきましたらぜひご参加ください!
自由参加で、当日に会場参加の方にご案内します。事前予約は原則不要で、参加費は500円〜2000円くらいです。
以前の開催の様子と、参加者の感想
講義だけでなく、グループワークをするなど、能動的な授業を体験できます。
今回は、新型コロナウイルス感染状況を考慮し、お互いに距離をとって行ったり、個人ワーク中心にアレンジをする場合があります。
金融教育の授業を実演します。生徒の立場と、先生側の立場の両面を見ながら、皆さんが授業をする場合のイメージを膨らませてくださいね!
以前の参加者のご感想(一部抜粋)
2年間位、FP協会のパーソナルファイナンスインストラクターとして全国各地の高校等で金融教育を行なっていました。
若者向けの金融教育からはだいぶ離れてしまっていたので、今回勉強会で思い出させていただきました。
会場の皆さんのワークの様子をマイクで拾っていただいたので、こういうワークを出すとどのような反応が出るのか確認できてよかったです。
各所が出している金融教育の資料を色々確認してみたいと思います。
若者向けの資料は、大人の初級者に向けても活用できるものなので相談現場等で活用していきたいと思います。
勉強会、久々にリアル参加できて楽しかったです。
懇親会にも参加することができ、大満足でした。
高校生向けということでしたが、思いのほかきちんとした教材で驚きました。
今、お客様向けに家計改善プログラムを作ろうと考えていましたが、まさに今回の家計管理編の考え方は大人向けにも使えるな、と感じました。
また、twitterで勉強会のことをつぶやいたところ、20代女性から「私も聞いてみたい」という思いがけないコメントをもらいました。
まずは大人でもいいからしゃべってみるということにチャレンジしてみようかと思います。
本編だけでなく、どうやってその活動をしていくかというような具体的なやり方もレクチャーいただき、とても参考になりました。
告知の時点でとても興味があった内容でしたので、コロナの影響で中止にならず開催していただけた事に感謝しています。
私用が控えていたので、懇親会に参加できず、後ろ髪を引かれるような思いでした。
後半のグループワークの内容も興味深く、皆様のお話を聞いてみたかったです。今後の私のプランですが、コロナの影響で集客に不安があるのですが、数ヶ月以内には「若者向け金融教育」講座を地元で開くつもりです。
金融教育の実施に踏み出してみようと思っております。
教材はわかりやすく、あの内容さえ守れれば将来お金のことで大きな勘違いをする人はある程度減らせるのではと思いました。教材の使い方や修正点も大変参考になり、すぐに使ってみたい!という気持ちになりました。
身近に多重債務に近い状態(親と同居でもお金の話が全くできない状態)の方に気づいてもらおうとお声かけしています。
親子間、夫婦間で話ができればいいのですが、実際に話ができない家庭が多くあることに驚きます。
やはり金融教育は早めに対策打つべきだと思います。
若者向け金融教育について、どのように伝えたらいいか簡単そうで難しいと思いました。
淡々と伝えたら理解されない、資格あるからと上から目線では伝わらない、相手の目の高さに合わせて教える重要性がわかりました。
こちらも、事前に勉強はもちろんですが、担当教師と念入りな打ち合わせの大切さも知りました。ありがとうございました。
Zoom参加と会場参加のご案内
Zoom参加
ウェブミーティングソフトZoomを使ってライブ配信します。(後日の録画配信ではありません)
Zoom参加のためのURL等は、開催日の4日前と開催前日に配信する「当日案内メール」でご案内します。
「当日案内メール」についての詳細はこちら。
会場参加
当勉強会スタッフや他の参加者と交流・情報交換でき、みんなで楽しく学べる のが最大のメリットです。
懇親会が行われる場合は、懇親会にも参加できます。FP業務に役立つ情報を得るのに最も優れています。
新型コロナウイルス感染防止のため、3密回避、換気設備の稼働などの対策も行っています。
開催場所(会場参加の場合)
前回と異なる場所で開催することがあるので、必ずご確認下さい。
IKE・Biz としま産業振興プラザ 5階
住所:東京都豊島区西池袋2-37-4
この地図をGoogleマップで開く
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋から徒歩5分
持ち物(会場参加の場合)
- マスク
会場ではマスクの着用は任意となっています。必要な方は持参ください。 - 事前配布資料
開催日4日前と前日にお送りする 当日案内メール でご案内しています。会場では配布しないので、印刷して持参ください。
インターネット環境は用意されていません。必要な方は、各自でご用意ください。
開催直後5日間の録画配信も選べます
開催当日に参加できない方向けに、当日のZoom参加者向け映像を、後日に配信します。
視聴期間は、3/24(金) 0:00〜3/28(火) 23:59 となります。
視聴のURLは、この視聴期間の初日に、申込時のメールアドレスへお送りします。
録画配信に申し込まれた場合、会場参加・Zoom参加はできません。
その他詳しいご案内は、「開催直後5日間の録画配信」の重要事項 のページをご覧ください。
参加費
会場参加・Zoom参加
特別早割 2970円 |
募集開始から2週間 (人数限定) |
通常参加費 3300円 |
開催1週間前 までのお申込み |
直前料金 3630円 |
開催1週間前を 過ぎてのお申込み |
開催直後5日間の録画配信
通常参加費 3850円 |
開催1週間前 までのお申込み |
直前料金 4180円 |
開催1週間前を 過ぎてのお申込み |
開催報告
金融教育の授業の流れや、金融教育に携わる時のポイントを、ご紹介しました。
金融教育の実施は、特別に敷居が高いわけではなく、工夫次第で早期に取り組めるということが伝わりましたら幸いです。
若い世代への金融教育に、期待をしている方もたくさんいます。
この勉強会でつかんだコツも参考にして、ぜひみなさまも、金融教育の実施にチャレンジしてみてくださいね!
参加者のご感想
頂いたご感想を、一部抜粋してご紹介しています。
(個人を特定する記述の削除・要約をしている場合があります)
実際、参加してみて参加者の方の意識、知識レベルの高さに刺激を受けました。
またグループワークの時間は、「自分であったらどう考えるか」と限られた時間でオンラインですが共有できたことがとても一体感があり、有意義でした。
多数の印刷物レジメを事前配布し、当日はさらっと読み上げるといった講習会より数倍は実践的で参加しやすく、ぜひ今後も継続して参加したい、と思いました(個人的には日程が祝日3時間というところがちょっと厳しかったけれど)特に..実際に息子が1LDKを借りて収入と支出のバランスがとれて生活していけるのか、という喫緊の問題に直結したテーマであったため、議題のワークシートをそのまま利用して子供にレクチャーしたいと思いました(昨今の事情は存じませんが、NISAやIDECOを含む金融商品の知識について高校時代で実際にもっと取り上げるべきなのではと思ったりしました)
次回また4月末の勉強会参加を予定しています、今後ともよろしくお願いいたします。
zoomでの参加でしたが、会場だけでなくこちらにもカメラ越しに冊子を見せてくれたりとご配慮頂く形での進行に大変満足出来ました。
金融教育をしていくにあたりハードルとなる、進行スライドの入手先を知れた事で、内容をどの程度の難易度すべきか悩んでいた私にとって全てが解決出来た内容で、こちらも大変満足出来ました。
今後も自身の活動に役立つ勉強会に参加したいと思います。
ありがとうございました。
資料があるとはなんとなく聞いていましたが、受講される方に合わせた発信の仕方ができるなと自信が持てました。
これからもこのような再現性のあるものもレクチャーして欲しいです。
ありがとうございました。良かったです。
金融教育の授業を受講体験している勉強会を動画で視聴して、会場参加の生徒さん達と一緒になった気持ちで3時間タップリ勉強させていただき、おかげさまで授業風景をイメージすることことができました。
また、会場でのグループディスカッションは少し大人の会話になっておりましたが、多面的なご意見を聞くことで、視点の引き出しを拡げることができ、大変参考になりました。
金融教育の対象者は高校生だけでなく、幅広い年齢層に対しても必要なことということも理解できましたし、最近は金融リテラシーという言葉もありますので、幅広い年齢層の人達を対象にした金融リテラシー向上に向けた活動も有効と思いました。
教壇にたって実際の金融教育を実施する機会は、自分から行動してゲットしていくことが大事であることも理解できました。
少しずつ行動を起こしていってみたいと思います。
ありがとうございました。
家計管理の教育は特に一人暮らしの若者に非常に不可欠のものであると改めて実感いたしました。
私が高校3年生の時に、学校の課外講座のようなもので「税のしくみ・基本」といった授業が1時間ほどあったことを思い出しました。しかし、当時の私たちには、まったく実感が湧かず、話半分に聞いていた記憶があり、かつワーク形式でもなかったため、全く印象に残りませんでした。
今回の講座を経て、やはりワーク形式・特に集団で話し合うことの重要性を理解させられました。
また、私の時のように1時間延々と生徒に一方通行的に話しかけるようなものではなく、生徒側の立場に立って話し方や表現方法を臨機応変に変えていかなければならないと実感しました。
例えば、人生ゲーム方式にして人生のターニングポイントで生じる収支について考えてみるのも良いかなと思いました。