今度は、実際の企業の財務諸表を使って、同じくPER、PBR、ROE、配当性向、配当利回りを求める問題です。
やや応用的な内容で、それぞれの投資指標が持つ意味を、さらに深く学べる問題としました。
株式投資などをする場合に、財務諸表から自分自身でこれらの指標を計算する場合もあります。その時の参考にもなれば幸いです。

問題C

資産運用を考えている顧客にファイナンシャルプランナーが相談に乗る、という場面を想定し、顧客に金融商品の説明を行う問題です。
債券、株式、投資信託、外貨金融商品のそれぞれのメリット、金融リスクを整理したり、それぞれの金融商品の課税についてまとめる必要があります。
FP技能士試験の内容を幅広く理解し、その理解した内容を発揮する応用問題としました。

勉強会の最後に

参加者同士で、普段の勉強法や試験に関する情報交換などを行いました。
独学で進めている方、通信教育を利用している方、スクールに通っている方もいらっしゃいました。
それぞれの勉強のやり方が、お互いに参考になることもあったようです。
ただ集まって勉強をするだけでなく、参加者同士の会話の時間も取ることができました。

参加者から頂いた感想

テキスト以外の生身のご教授で勉強になりましたがＦＰ試験の難しさも思い知りました。今後も時間が合うかぎり参加させていただきたいと思います。

皆さんが感じていること等を直接聞けて良い刺激になりました。
FP試験の情報交換等もでき、行って良かったです。
また宜しくお願い致します♪

知識が不確かな部分を再確認できて良かったことと、
最近３級を取ったので、その時の体験が少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。
自分は今度の５月に「絶対」２級合格します。
お互い、頑張っていきましょう☆

問題をやった時一問目から手が止まり焦りましたが、重要点など再確認できて良かったです。しかし未だ右も左もわからない状態で勉強法とか教材とかも参考に聞きたかったなと思いました。

お菓子まで出していただきましてありがとうございました。とても充実した時間を過ごせたと感じています。あまりにもあっとゆう間に時間が経ってしまい個人的には短く感じました。でも少し足りないくらいがちょうど良いのでしょうかね。

勉強会の補足

ROAについて

勉強会当日、ROAの指標についての質問がありました。
野村証券の用語解説を参考にしますと、以下のようにまとめられています。参考にしてください

ROA ＝純利益 ÷ 総資産
ROE ＝純利益 ÷ 自己資本

投資指標の使い方

実際の株式投資の場面では、PER、PBRの指標は、その数字自体を直接活用する場面は少ないです。
どちらかといえば、複数の会社のPER、PBRを比較して、投資先の会社の優劣をつける目的で使用されることが多いです。
これらの指標は、絶対評価ではなく相対評価で活用する、というイメージですね。

第1回勉強会 開催報告 2011/3/27(日)

勉強会の内容

問題A

問題B

問題C

勉強会の最後に

参加者から頂いた感想

勉強会の補足

ROAについて

投資指標の使い方

第1回勉強会開催報告 2011/3/27(日)