FP技能士試験の概要・学べる内容

はじめに 〜 これからFP試験を受験される皆様へ

これからFP技能士試験を受験される皆様は、次のような不安や疑問を抱えていらっしゃるでしょう。

当サイトは、このような皆様の疑問・不安をスッキリ解消できるよう、FP受験界トップクラスの情報量で詳しく解説しています。
さらに、 試験対策の具体的な学習方法、学習スケジュール、そしてFP試験で重要な法改正についても、ご説明しています。

 

どんなことが学べる試験?

FP3級の試験で学べること

FP技能士3級は、お金について広く学べる試験です。具体的には、次の6つの分野を学びます。

  1. 年金と社会保険
  2. 保険
  3. 資産運用(投資)、経済
  4. 税金
  5. 不動産(土地や建物)
  6. 相続

FP3級は、この6分野において、概要を広く理解できているかを測る試験です。

しかし概要といっても、学ぶ範囲の広さにみなさん驚かれます
勉強を始めてしばらく経ってから、学ぶ範囲の広さを実感してくることでしょう。
お金というなじみあることをテーマにした試験ですが、初めて知ることもたくさんあるのが3級の試験です。

FP3級はファイナンシャルプランナーの入門資格と位置付けですが、持っている人と持っていない人とでは、お金に関する知識に大きな差がつきます。
3級試験の学習過程で、お金に関する知識がたくさん身につき、日々の生活でもお得な行動ができるようになります

FP資格を持っていない人がお得な情報を得るには、本やテレビなどから「お得な情報をもらう」「わからないことを教えてもらう」という選択肢しかありません。
しかし3級の資格を取ることができれば、自らお得な情報を見つける、探す、比較検討するスキルが得られます。

経済誌や新聞のちょっと難しそうな記事も、読めるようになります。
それをもとにして、自ら損得判断ができるようになります。
例えば、次のようなことが具体的にわかるようになります。

これは、ファイナンシャルプランナー試験の大きなメリットであり、3級を取った人は、自分が経済的に進化したような感覚を得ることができます。

仕事に限らずプライベートでも役立つのが、このFP資格の大きなメリットです

このように3級は学ぶことは多いですが、比較的簡単に合格できる資格です。
なぜなら、すべての問題は2択または3択方式だからです。
わからない問題があっても、3分の1の確率で正解できるのです。
実際、合格率はおよそ60〜70%と、比較的高めになっています。

FP2級の試験で学べること

FP2級は、FP3級の上位資格と位置付けられています。
3級試験と比較して、出題範囲の広さは実はそれほど変わりません。

しかし深さは別格で、より細かい知識、深い知識を問う試験になります。
合格率は30〜50%と、3級に比べてぐっと下がります。
一発合格できず、数度の受験を経て合格する人もおり、難易度が高い試験です。

2級は、3級よりも深い学習をしなければ合格できません。
しかしその勉強の過程で、3級よりさらにお金に関する知識が得られます。
お得な行動につなげられるさまざまな経済判断能力が身に付きます。例えば、次のようなものです。

テレビや雑誌で、ファイナンシャルプランナーと名乗る人たちが、いろいろお得な話をしていています。
それを見て、すごいな〜、あこがれるな〜と思った方もいらっしゃるでしょう。
あなたがFP2級を取れば、これらの人たちとほぼ同等の知識は身につきます。
ファイナンシャルプランナーと堂々と名乗れる存在になれるのです

2級は、このレベルに達することができる試験なのです。

受験者も増え、人気の資格に

このように、お金に関して広くたくさんのことを学べるのが、ファイナンシャルプランナー資格である「FP技能士」なのです。
3級2級のそれぞれで、毎年15万人以上の人が受験をしており、受験者も年々増えている人気のある資格です。
国家資格である点も、人気を呼ぶ理由となっており、これまでの合格者は100万人を超えています。

3級の試験方式

3級は、すべて2択または3択問題です。
したがって、たとえ問題が分からなかったとしても、3分の1の確率で正解を当てることができます。

学科試験

マークシート方式 60問。
前半の30問は○×方式、後半の30問は3択問題。

実技試験(きんざい)

筆記試験方式 5題 (1題につき3問なので、計15問)

筆記試験ですが、すべて3択問題です。

実技試験(FP協会)

マークシート方式 20問。
すべて3択問題です。

2級の試験方式

2級では、複数選択肢から選ぶ形式以外に、記述式の問題が登場します。
カンで答えを書いても、正解しにくくなります。

学科試験

マークシート方式 60問。 すべて4択問題。
3級と比べて正解を絞り込みにくく、多くの受験者を悩ませています。

実技試験(きんざい)

筆記試験方式 5題。1題につき3問なので、計15問です。
しかしその「1問」がさらに3〜4つの問題で構成されていることもあり、回答を記入すべき欄は40個ほどあります。

すべて記述問題です。計算問題もあります。
計算問題では、正解の数字をバッチリ答える必要があります。

中には、○×問題、選択問題もありますが、マークシート方式ではありません。

実技試験(FP協会)

筆記試験方式 40問。その1問が、さらに最大4つの問題で構成されているものもあります。
事実上、約60〜70問程度です。

すべて記述問題です。計算問題以外にも、○×問題、選択問題もあります。

試験時間

  2級 3級
学科 120分 120分
実技(きんざい・FP協会共通) 90分 60分

1問にかけられる時間は、およそ2分ほど。
長々と考え込んでいる時間はありません。
問題を解くスピードも求められる試験です。
問題を見てパッと答えが出るように、学習を積んでいきましょう。

受験料

  2級 3級
学科 4200円 3000円
実技(きんざい・FP協会共通) 4500円 3000円

受験者も増え、人気の資格に

このように、お金に関して広くたくさんのことを学べるのが、ファイナンシャルプランナー資格である「FP技能士」の資格なのです。
3級2級のそれぞれで、毎年15万人以上の人が受験をしています。
合格者も年々増えており、人気のある資格です。
国家資格である点も、人気を呼んでいる理由になっています。

以上、FP試験の概要をお伝えいたしました。
FP資格は仕事だけでなく、プライベートでも大きなメリットを得られます。
お得な生活を送れるヒントもいっぱい学べます。
みなさんも、合格目指してがんばってくださいね!

 

 

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