×

×

若者向け金融教育を体験し、実践できるようになろう(第2回)

開催概要

開催日時

2018/2/17(土) 13:30開始〜17:00終了予定 (210分)

勉強会の目的、内容

概要

中学生、高校生、大学生など若い世代への金融教育が重要だといわれています。
しかし、その機会がなかなか増えていないのは、若い世代への金融教育をどのように進めればよいかわからない、自分の力で実施できるか不安、という大人・指導者も多くいるからです。

そこで今回の勉強会では、高校生向けの金融教育を、実際に皆さんに体験していただきます。
そして、体験した内容を真似していただくだけで、皆さん自身が要領を踏まえて金融教育の授業を実施できる! という内容で進めます。
今回は、次の2つの授業を実演します。

グループワークをしたり、「お互いに知恵を出し合い相手の考えを尊重する」という内容も含まれます。
このような内容は「アクティブラーニング」とも呼ばれ、今後の学校教育で取り入れられることになっておりますが、それも体験していただけます。
子供たちが前向きに学べる環境の作り方も、参考にできますよ。

さらに、若者向けの内容を応用して、子育て世代や高齢者向けの金融教育への発展のさせ方にも触れていきます。
以前にも同様の内容で開催しましたが、今回は新しいテーマを導入し、さらに内容を充実させています。

にぴったりの内容です。
金融教育に興味をお持ちの方は、ぜひご参加下さい!

 

内容の詳細

子供に対して金融教育を実施したいと考えている学校の先生、ファイナンシャルプランナー、さらには保護者の方も多くいらっしゃるでしょう。
若い世代に対する金融教育の重要性を十分認識しつつも、具体的にどのようなやり方で進めればよいのかわからない、自分の力で実施できるかどうか不安、という声も多くあります。

そこで今回の勉強会では、当勉強会スタッフが先生役として金融教育のやり方を実演します。
参加者の皆さんはまずは生徒役として、金融教育をどのような流れで進めていけばよいかを体験していただきます。

 

今回使用する教材は、一般社団法人 全国銀行協会様が作成された教材を使用します。
高校生向けの授業ですぐに活用できるよう仕上がっているもので、どなたでも自由に利用できるように配布されています。

(教材のイメージ画像:一般社団法人全国銀行協会のホームページより引用)
 

ワークシートも含まれており、座学授業ではなく体験型授業を全体にした教材になっています。

この教材を使って進行しますが、金融教育を体験していただきながら、皆さんが金融教育を行うときの進め方や、抑えておくべきポイントもふくめて、お伝えしていきます。

この勉強会で体験したことをそっくりマネしていただくだけで、あなたが金融教育を実施できるようになります。
ですので、皆さんが自信をもって金融教育を実施できるよう、この勉強会をぜひご活用いただければと思っています。

 

この勉強会では、グループワークをしたり、学んだことを全体で共有するなど、アクティブラーニングの概念を取り入れています。
「座学で教え込ませる」ではなく「試行錯誤して答えを探し出す」「お互いに知恵を出し合い相手の考えを尊重する」という取り組みも、体験していただきます。
アクティブラーニングは、今後の学校教育でも重要視されるものですので、参考にしていただければと思っています。

この教材は高校生の授業を想定したものになっていますが、さらにこの内容を応用すると、

にも役立てることができます。また、

などへも応用できるため、その応用の仕方にも触れ、学びの幅を広げていきます。

今回、金融教育を実演する当勉強会スタッフは、ファイナンシャルプランナーなどお金の専門家に対する講演・教育の経験も豊富であり、お金の専門家向け勉強会も企画運営しています。
難しいことも、楽しい雰囲気の中わかりやすく説明することが得意ですし、有意義な学びの場を作ることも得意です。

この勉強会で体験したことをそっくりマネしていただくだけで、あなたが金融教育を実施できるようになります。
この貴重な機会を、ぜひご活用下さい。
一人でも多くの方が、若い世代への金融教育に踏み出していただきたいと思っています。

ご興味をお持ちになりましたら、ぜひご参加ください!
皆様のお越しをお待ちしています。

 

当日の流れ

1時間目(20分)

2時間目:家計管理編の授業 (70分)

「家計管理編」の教材を使い、日々の家計のやりくりや、計画的にお金を使うことの大切さを生徒に理解してもらうための、授業を実演します。
大人のお金のやりくりを子供に体験してもらい、将来に備えて貯蓄をする意義も伝えられる内容です。
家計管理編の教材の指導目標は、以下のように設定されており、これに沿うように授業を展開します。

3時間目:多重債務編の授業 (70分)

最近は、奨学金を利用して大学に進学する子供が増えています。奨学金とはいえ、実質的には借金であり、返済計画を高校生のうちに考えておくことが大切です。
そこで「多重債務編」の教材を使い、なぜ多重債務を抱えることになるのか、多重債務をどのように防止するのかを、理解してもらうための授業を実演します。
多重債務編の教材の指導目標は以下のように設定されており、これに沿うように授業を展開します。

4時間目:金融教育を行うときのポイント(30分)

 

開催内容に関する補足

以前の開催の様子

2017年7月9日に開催した勉強会のページをご覧ください。

終了後に「FPビジネスが発展する懇親会」も行います

※2019年以前の懇親会の様子です。

【重要】新型コロナウイルスの影響により、懇親会の中止や、飲食を伴わない場所での実施を、当日に判断する場合があります。あらかじめご了承ください。

会場近くのお店で2時間程度、懇親会も行います。自由参加で、参加費は500円〜2000円くらいです。
※新型コロナウイルス感染防止対策も取って、実施をしています。

集客・売上アップ・顧客満足度向上など、FPビジネスに関するたくさんの情報交換が行われています!
この懇親会から新しい仕事につながった、資格に合格した、課題が解決した、という方もいます。
勉強会スタッフも、FPビジネスのノウハウを惜しみなく提供しています。もちろん相談料は無料です!

【重要】新型コロナウイルスの影響により、懇親会の中止や、飲食を伴わない場所での実施を、当日に判断する場合があります。あらかじめご了承ください。

参加対象者

参考URL

 

開催場所、参加費等

参加費

2000円
参加費は会場で集めます。事前振込み等は不要です。
※途中参加、途中退室の場合も、同額となります。

持ち物

計算を行う場面がありますので、電卓があればぜひお持ちください。
(スマートフォンに付属の電卓が使いやすい場合は、それで代用も可能です)

ほか、ノートや筆記用具はあった方がよいです。
今回の勉強会で役立つと思う書籍や資料を、持参いただいてもかまいません。

その他

当日の進行

当日の進行は、当勉強会の運営スタッフ・サイト管理人の佐藤が担当します。
業務上は、FPがお客様、FPの先生という立場で、FP6分野に関するコンピュータシステムの開発や、FPの教育・育成にも関わっています。
FP3級〜1級の問題も全て自ら解いて、FP試験の最新動向をつかみ、資格取得の支援に役立てています。

参加費は、当勉強会の運営費用として、また「FPのノウハウを結集した、無料のライフプランソフト Financial Teacher System」の開発とシステム運営費として利用させていただいています。

 

開催報告

若い世代への金融教育にご関心をお持ちの多くの方にお集まりいただき、高校生向けの金融教育を、皆さんに生徒の立場で体験していただきました。
どのような教材を使い、どのように授業を展開すればよいのかのポイントをつかんでいただければ、あとは皆さんがそれを実行に移すだけで、多くの若者にお金の大切さを伝えていくことができるでしょう。

グループワークを通して楽しみながら体験授業を受けていただきましたが、学ぶ楽しさもあわせて、多くの若い世代に伝えていける人が増えてほしいと思っています。

↓グループワークの成果物を、お互いに確認しあう様子

金融教育をテーマにした勉強会は今回が2回目でしたが、今回も会場いっぱいに埋まるほど、多くの方にお越しいただきました。
お越しいただいた皆様、どうもありがとうございました。
大変好評の企画でしたので、少し期間を置いて10月ごろに、3回目の開催を予定しています。

本編終了後に、近くのお店で懇親会も行いました。
FPに関する様々な情報交換がありましたが、日々のお仕事の話、資産運用の話、などで盛り上がりました。
様々な資格を取ったり、業務外での地道な勉強をとおして、一層のスキルアップを目指すお話しもありましたね。
当勉強会には様々なバックグラウンドの方が来られていますので、有益な情報交換ができるのも、いいところだなーと思いました。

今回も、東京・埼玉・神奈川・千葉以外の遠方からお越しの方が、およそ4分の1を占めました。
静岡と和歌山からお越しの方も懇親会に参加され、有意義な1日になったとご感想をいただきました。
ちょっと遠くからでも足を運んでみたくなる、そんな勉強会を、今後も続けていきたいと思っています。

参加者のご感想

頂いたご感想を、一部抜粋してご紹介しています。
(個人を特定する記述の削除・要約をしている場合があります)

◆1

和歌山から参加させていただきました。
大変和やかな雰囲気の中で40人程の方々が積極的に学ばれてる姿を見て、地域によってこんなにも意識の違いがあるものかと感じました。
地元でもこういった勉強会があればいいなと思いました。
自分が学んだ事を地元に持ち帰って多くの方々に知って頂けたら幸いです。
今後また機会があれば参加させて頂きます。
ありがとうございました!

◆2

昨日はご指導ありがとうございました。
今まで子育てママ向けのマネーセミナーしか受けたことがなく、本気の人が参加するセミナーにはじめて参加できることを楽しみにしていました。
また産婦人科医師として中高生へのセミナー活動を今後行っていきたいと考えており、マネーの勉強とも合わせて勉強になりました。

高校生向けでは自分が思っている以上にまだ言葉を知らない、ということを知り、より平易な言葉遣いや説明を考えなければならないと実感しました。
そしてグループワークの時間が短いと思いましたが、総合的な時間はあっという間に過ぎていて、セミナーのマネジメントの難しさを痛感しました。

今後教育だけでなく、マネーに関してもさらに勉強したいと考えております。
またたくさんの金融関係のかたと繋がりたいなと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。

◆3

大変勉強になりました!なんとか一度、講師として経験できればレベルアップ出来るかな?と思いました。
楽しくみんなで考えて行うのは凄く良かったです。実践で行うことでより身近に感じれました。

◆4

昨日は研修会に参加させていただき、誠にありがとうございました。
私事ですが、金融機関に勤務して20年余が過ぎ、昨年11月試験でCFP6課目合格者となったところです。
また、ゆくゆくは資格を生かした仕事にチャレンジし、お世話になってきた業界等に恩返しをしたいという気持ちがあります。
そのため、昨日の内容は、今後どのようなスキルを身に着けていく必要があるかを考えるうえで、大変参考になるものでした。
(例:アクティブラーニング型の講義の進め方、グループディスカッションの導き方etc…)

今後も機会があれば、FP勉強会(特にFPスキル実践活用勉強会)に参加させていただければ、と考えております。
よろしくお願いいたします。

◆5

普段は相談を受ける側にいるので、高校生という「お金の素人」の立場で考えたり、グループでアドバイスを考えることが新鮮でした。
FP相談の基本をお客様の頭、目線で見つめ直すことができてとても有意義でした!

◆6

いつもお世話になります。
教材はわかりやすく、あの内容さえ守れれば将来お金のことで大きな勘違いをする人はある程度減らせるのではと思いました。教材の使い方や修正点も大変参考になり、すぐに使ってみたい!という気持ちになりました。

身近に多重債務に近い状態(親と同居でもお金の話が全くできない状態)の方に気づいてもらおうとお声かけしています。
親子間、夫婦間で話ができればいいのですが、実際に話ができない家庭が多くあることに驚きます。
やはり金融教育は早めに対策打つべきだと思います。

 

 

今後開催の勉強会(Zoom参加も可)

FP実務力を高め、FP事業の発展させたいみなさん、ぜひご参加ください!

  • 4/29(月・祝) 上手な保険見直し提案を、ライフプランソフトで実践しよう
  • 4/29(月・祝) FP執筆業務で、上手に書くための基本を学ぼう!


※過去に開催の録画配信(アーカイブ配信)も視聴できます!

 

FPのスキルアップ・FPビジネスの発展・FP同士の情報交換に!


▲このページ一番上に戻る