法改正目前!『老後まで長く働くライフプラン』のメリットと課題
開催日時
2020/9/21(月・祝) 14:00開始〜16:30終了予定
開始時刻は、前回と同じとは限りませんので、改めてご確認をお願いいたします。
会場参加・Zoom参加どちらも可
- 会場参加の場合、開始20分前から入室できます。
それまでは会場に入れず、お待ちいただく場所がない場合もあります。20分前到着にご協力をお願いします。 - Zoom参加の場合、開始20分前からZoomのミーティングルームに入室できます。
勉強会の目的、内容
生涯現役社会を目指して、今後さまざまな法改正が施行されます。
2021年からは、70歳までの就業確保措置を企業の努力義務となります。
2022年から公的年金の繰上げ繰下げ、在職老齢年金の見直し、確定拠出年金の加入要件が変更されます。
若い世代の方にとっては遠い先の事ですが、ライフプランを描くにあたり不安に思う方もたくさんいらっしゃいます。
だからこそ、FPはこれら不安を抱える生活者に寄り添い、前向きかつ安心できる情報提供とアドバイスができることが求められます。
そこでこの勉強会では、2021年以降の社会保険に関する法改正事項を整理して学びます。
今回の講師は、ライフプラン研修・DC投資教育や、年金・ライフプランニングの執筆もされている、社労士・FPの佐藤麻衣子様にご担当いただきます。
佐藤様は年金制度を深く理解したうえで社労士業務・FP業務を行い、ご自身でも書籍を出版されています。
勉強会の中では、厚生労働省から発表されている資料をもとに、どのように制度が変わり、生活者に影響を及ぼすかを、細かな改正点・専門的な観点も含めて確認していきます。
同時に、長く働くライフプラン提案のメリットと課題について考えます。
課題については、多くのFPの方が意識されていますが、長く働くことがライフプランにおいてもたらすメリットを、講師の佐藤様の考え方とともに、ご紹介します。
また、長く働くライフプラン提案のワークも用意しています。
相談事例をもとに、老後の働き方をどう設計するか、長期的な変化を想定したライフプランをどのように描くかを考えます。
この勉強会は、単に年金制度を座学で学ぶだけではありません。
ライフプランシミュレーションをしたり、複数の事例で検討したり、参加者とともにワークを行うなど、他のセミナーにはない学びの機会となります。
講師佐藤様の知見と、参加される皆さんの知恵をかけ合わせて、多くのお客様を解決に導く提案力を高めていきましょう!
お客様に役立つ年金知識を得て、ライフプラン提案力を高めたい皆さまのご参加を、お待ちしています!
勉強会の内容詳細
今回の講師:佐藤 麻衣子 様
株式会社ウェルスプラン 代表取締役
ウェルス労務管理事務所 代表
社会保険労務士、CFP認定者。信託銀行勤務などを経て2015年に独立。「企業も人も豊かになれる、時代に合った職場づくり」をコンセプトに、多様な働き方を実現するための人事労務コンサルティングサービスや、働く人の生活設計をサポートするライフプラン研修・DC投資教育を提供している。
著書『30代のための年金とお金のことがすごくよくわかって不安がなくなる本(日本実業出版社)』をはじめ、働き方とライフプランに関する執筆・講演も行う。
ホームページ:https://wealth-p.com/
以前の開催の様子
2018年11月25日に、講師の佐藤様が社会保険のテーマで講師をされたときの様子です。
社会保険を詳しく理解し、それをどのように相談に役立てるかのグループワークも行いました。
参加対象者
このテーマに興味関心をお持ちの方は、どなたでもご参加いただけます。
FP資格の有無、職業、相談経験の有無に関わらず、どなたでもご参加いただけます。
参加費
会場参加
- 特別早割(募集開始から2週間):2900円
- 通常 3400円〜
Zoom参加
- 特別早割(募集開始から2週間):3400円
- 通常 3900円〜
開催場所など補足事項
持ち物(会場参加の場合)
- マスク
会場ではマスクの着用は任意となっています。必要な方は持参ください。 - 事前配布資料
開催日4日前と前日にお送りする 当日案内メール でご案内しています。会場では配布しないので、印刷して持参ください。
インターネット環境は用意されていません。必要な方は、各自でご用意ください。
その他
当日の進行
当日の進行は、当勉強会の運営スタッフ・サイト管理人の佐藤が担当します。
FPがお客様、FPの先生という立場で普段は業務をしています。FP6分野に関するコンピュータシステムの開発や、FP事業のサポート、FP人材の育成にも関わっています。
5万人以上が使う 無料で高精度なライフプランシミュレーションソフト Financial Teacher System も開発し、フリーソフトとして提供中。
皆様からいただく参加費は、当勉強会の運営費用・このライフプランシミュレーションソフトの開発と運営費、として利用させていただいています。
開催報告
今回、佐藤麻衣子様には久しぶりに講師をしていただきました。社会保険の改正のこと、明るく前向きに老後を過ごしていく考え方などを、お話いただきました。
「老後の年金はどんどん減るよ」「国はもう面倒見てくれないよ」という論調をよく見かけますが、社会保険の制度を知ったうえで、どのように明るく元気に前向きに老後を過ごしていくかを考えることも大切だと、気付きがある内容でした。
その発想を広く伝えていくお金の専門家も、増えてほしいと思いました。
グループディスカッションの時には、Zoom参加の方からも積極的なご意見、アイデアをいただくことができてよかったです。
来月は、移住のライフプランニングがテーマの勉強会です。
福井県のFP、小林様に講師をお願いしています。
移住のライフプランニングに関する内容はもちろん、地方のFPが地元の良さを伝えながら、地元にも貢献できる取り組みの紹介もありますので、お楽しみに!
参加者のご感想
頂いたご感想を、一部抜粋してご紹介しています。
(個人を特定する記述の削除・要約をしている場合があります)
◆1
年金制度や長く働くことへの温度差について、私もネガティブに受けとめている方への対応に苦慮することが多かったので、講師の佐藤麻衣子さんのメリットの伝え方、どうやってポジティブな感情と行動につなげてあげられるか、テキストにはなかった言葉が、とても勉強になりました!
よろしくお伝えください。 今後ともよろしくお願いいたします。
◆2
昨日、初めて勉強会に参加しました。
FP2級の資格を取る為勉強中ですが、現在の職場でも、人生100年時代で老後を豊かにするライフプランとして保険の見直しや、老後の資金として、国の年金、個人年金、iDeCoなどの話しをお客様に薦めています。
昨日のテーマは、まさに私達が伝えたい課題であり職場でも取り上げたいテーマでしたので参加致しました。
資料の内容が濃い分、もっと詳しく知りたいなと思う点もありましたが、これから勉強をしていきたいと思います。
今後また、FPの勉強を進めて行く中で機会があれば勉強会に参加したいと思います。ありがとうございました。
◆3
昨日は有難う御座いました。とてもわかりやすて聞きやすいセミナーでした。
一点だけお願いがございます。
講師の方以外の声がzoom参加だと聞こえない為、何を話しているのか、わからない時がございました。
講師以外の方が発言されるときは、マイクを渡す等声を拾う対応をして頂ければ助かります。今後も宜しくお願い致します。
<スタッフよりご返信>
ご感想をお寄せいただき、ありがとうございました。音声の件ではご迷惑をおかけいたしました。マイクでうまく声を拾えるよう、可能な時間は私の方でサポートしていましたが、会場では換気のため換気扇の強いノイズ音がある、飛沫防止のため大声は出せない、感染防止の観点からマイクの手渡しも望ましくない、という事情もあり、なかなか難しいところです。
よりよい環境づくりに努めて参りますが、グループワーク、グループディスカッションの点では、会場参加の方に優位性があります。
有益な議論に参加されたい場合は、会場参加をご検討いただけますと幸いです。
◆4
「老後まで長く働くライフプラン」とても勉強になりました。
特にネガティブプランニングはすぐにでも取り入れてみたいと思います。
終活メインでご相談を受けることが多いので今回の長く働くというライフプランは退職後(リタイア)したら年金や資産の取り崩しという概念を違うアプローチができるので非常に参考になりました。
勉強会全体としての感想は参加型はやはり会場に出席した方がメインとなるのは然りなのですが、可能ならzoom(ブレイクアウトルーム)でオンライン参加者もグループワークに取り組んでみたいです。
ありがとうございました。機会があればまた是非に参加させてください。
◆5
先日の勉強会ありがとうございました。
年金関係など難しい箇所もありましたが、とても分かりやすい説明で良かったです。
前回はオンラインで参加したのですが、ライブの方がやはり積極的に参加できるので良いと思いました。
懇親会も楽しかったです。
今後ともよろしくお願いします。
◆6
今回も、大変興味深いテーマで参考になりました。ありがとうございます。
講師の方の柔らかい口調が心地良く、相談業務の在り方についても勉強させていただいた気分です!(^^)!
いかに長きに渡って収入を得るか、ライフシフトという考え方も相まって、中年期以降の働き方について、早めに考える必要がありそうです。
そんな発想も必要な時代なんですよと、今後の相談者に伝えていくことも大切かもしれませんね。