第7回:将来の教育費をもっと正確に見積もる方法
開催概要
開催日時
2016/12/11(日) 13:00開始〜15:00終了予定
- 開始20分前から入室できます。それまでは会場に入ることができません。
- 遅れて参加の場合は、直接会場のドアを開けてご入室ください。
勉強会の目的、内容
子供の教育費は総額でいくらかかるのか、気になる人も多いことでしょう。
特に、子育て世帯の方、孫がいらっしゃる方、また子育て世帯を支援するファイナンシャルプランナーなどの皆様は、非常に高い関心をお持ちだと思います。
このような話題においてよく目にするのが、教育にかかる費用の全国平均額です。
例えば、次のような金額です。
- 幼稚園から大学まで、すべて公立なら800万円、
- 幼稚園と小学校は公立、中学から大学まで私立なら1500万円
これは国が調査した教育費の統計データから得られる数字であり、ほとんどのファイナンシャルプランナーがこの金額で教育費の説明をしています。
ところが、すべてのご家庭がみな、この全国平均額の教育費であるというわけではありません。
統計データを深く解析していくと、各家庭でかかる教育費にはバラツキがあることがわかります。
全国平均額に一致する家庭のほうが珍しいのです。
現実には各ご家庭の様々な事情により、全国平均額から多くなる、または少なくなっています。
したがって長期的に家計を管理していく上では、この平均額を当てにせず、個々の家庭事情に合わせてもっと正確な教育費の見積もりをすべきと言えます。
そこで今回の勉強会では、統計データの内容をさらに数学的に分析していき、個々の家庭事情に合わせた教育費の見積もり方法をご紹介します。
次の内容に沿いながら、教育費について説明をしていきます。
- 教育費の内訳を理解し、具体的にいつ、どのようなお金がかかっているのか
- どのような要因で教育費が増加・減少するのか、様々な観点で分析
- 各家庭の事情に応じた、精度の高い教育費の見積もり方法
- 予想外の出費を避けるための、教育費の見積もり方法
- 教育の質を下げず、教育費を節約する方法
統計データの見方、分析の仕方についても触れ、教育費についてかなり突っ込んだ内容となりますが、わかりやすくご説明していきますので、その点はご安心ください。
本テーマにご興味をお持ちになった方なら、どなたでもご参加いただけます。
皆様のご参加を、お待ちしています。
参加対象者
特に制限はありません。
教育費に関心をお持ちの方であれば、どなたでもご参加いただけます。
ファイナンシャルプランナーの資格の有無も、問いません。
参加費
1000円
参加費は会場で集めます。事前振込み等は不要です。
※途中参加、途中退室の場合も、同額となります。
持ち物
特にありませんが、ノートや筆記用具はあった方がよいです。
今回の勉強会で役立つと思う書籍や資料を、持参いただいてもかまいません。
その他
当日の進行は、当勉強会の運営スタッフ・サイト管理人が担当します。
(運営スタッフ・サイト管理人の紹介は、このページ末尾のリンク先よりご覧いただけます)
参加費の一部は、「FPのノウハウを結集した、無料のライフプランソフト Financial Teacher System」の開発とシステム運営費として利用させていただいています。
当勉強会運営側の事情で開催日時、場所が変更になったり、やむを得ない事情で開催が中止となる場合がございます。予めご了承ください。
開催内容に変更がある場合には、参加申込者にはメールでご連絡します。
その他、ブログやメールマガジンでもご連絡差し上げます。
開催報告
先日12/11(日)に、「将来の教育費をもっと正確に見積もる方法」というテーマで、FPスキル活用勉強会を開催しました。
教育費の金額がいくらかという問いに対して、世間のファイナンシャルプランナーは国の調査結果の平均額を説明はするものの、それ以上の詳しい分析や見積もりを行うことがありません。
しかし国の教育費調査結果を分析してみると、いろいろな切り口で調査結果が公表されていること、また各家庭の個別事情をくみ取ってもう少し正確な教育費見積もりを行う方法があることを、今回の勉強会のテーマとして扱いました。
教育費に関するグループディスカッションも行いました。
教育費に悩んだ経験を語る方も多くいらっしゃって、予想外の支出を余儀なくされたり、お金を出すべきかどうかで悩んだ経験なども語っていただきました。
教育費のプランニングは、なかなか奥が深く難しいものですが、全国平均額ばかりでなく、それ以外の観点も考慮して見積もる方法があるということも、参考になれば幸いです。
参加者のご感想
頂いたご感想を、一部抜粋してご紹介しています。
◆1
昨日の勉強会では、ありがとうございました。
ライフプラン作成のための勉強会と捉えていましたので、たいへん参考になりました。
教育費について公の分類と、今まで考えていた分類に差異があることも分かり良かったです。
浪人時代の予備校代、留学費用など概算でも参考になる資料があれば良いのかも知れません。
(私は子育ての経験上、何となく掴んではいますが)
今後共宜しくお願いいたします。
◆2
日々非常に身に染みて悩んでいるテーマでもあり、興味深く参加させていただきました。
文部科学省の統計など、FPの立場としてお客様に接する場合は、きめ細かい分析が必要であることを実感いたしました。
一方で同窓会のような雰囲気もあり、懐かしく楽しく参加者の方々とお互い打ち解けながら意見交換できました。
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。