FP1級学科の模擬試験 効果的な活用法
きんざいが、FP1級学科試験の模擬試験を販売をしています。
これは、きんざいが実施しているFP1級学科向けの試験対策セミナーでも使われているものです。
その模擬試験だけを、切り出して販売をしているというわけです。
模擬試験の販売サイト
この模擬試験は、下記きんざいのサイトから購入できます。
※もしリンク切れになっていれば、お問い合わせページよりご連絡ください。正しいURLをお知らせいたします。
模擬試験の内容
ざっくり言えば、実際の試験と同じ構成の問題が1回分含まれています。
内容は、次の3点セットです。
- 基礎編の問題冊子
- 応用編の問題冊子
- 解答解説の冊子
上記写真は、模擬試験の実物ですが、解答解説の冊子が一番厚みがあります。
基礎編の冊子は、4択の50問です。
応用編の冊子は、5分野の筆記型問題15問です。
本番試験をそっくり再現した構成になっています。
また、次回試験における法令基準日にも準拠しており、6分野の改正内容を問う問題が、含まれています。
解答解説の冊子には、基礎編と応用編の問題1問ごとに解説が書かれています。
さらに、おまけで応用編1回分の追加の問題と解答も付属しています。
模擬試験の販売料金
上記3冊セット、1回分の内容で、価格は4000円ほどです。
市販の問題集と比べると、価格に対して問題の数は少なめです。
書店で売られている4000円ほどの問題集だと、掲載されている問題数はこれよりもっと多いです。
内容量だけで言えば、コストパフォーマンスはちょっと低いと言えます。
購入できる時期が決まっている
この模擬試験は、年中販売をしているわけではありません。
おおよそ、試験の申し込みが開始されるころから販売が開始され、試験当日の3週間前に販売終了となるようです。
販売時期を事前に確認しておくようにしましょう。
販売時期については、上記で紹介した販売サイトで確認ができます。
この模擬試験の上手な使い方
試験直前の学習到達度を測るために使う
この模擬試験を、日々の教材として使ってしまうのは、とてももったいないです。
なぜなら、この模擬試験は試験本番さながらに、自分の到達度を客観的に測れる教材だからです。
これは、市販の1級テキスト・問題集にない特徴です。
数ある教材の中で、自分の到達度を客観的に測れる機会を、自らつぶしてしまうのはもったいないです。
なので、この模擬試験は最後に取り組む教材に位置付けるべきと、私は考えています。
テキスト・問題集・過去問で勉強し終えてから取り組む
試験直前の学習到達度を測るために使うべきなので、この模擬試験を購入しても、すぐに取り組まないようにしましょう!
まずは日々使っているテキストや問題集を重点的に活用し、試験対策の勉強を積み上げることを優先します。
テキストを全て読み切り、問題集も一通り解き終え、「持っている問題集のどこが出題されても大丈夫!」と言えるまで、テキストと問題集を繰り返し使って学びを深めていきましょう。
また、この模擬試験に着手する前に、過去問にもチャレンジしましょう。
過去問を本番さながらに解いてみて、満点の6割以上を得点できたなら、合格を狙えるという自信がつく段階になるでしょう。
その段階まで到達したら、試験でどれだけ通用するかを測るべく、この模擬試験にチャレンジしましょう。
目安として、試験当日3週間前に使う
なぜ3週間前なのかというと、もし模擬試験に挑戦して、思った以上に得点が伸びなかったり、120点を超えられなかった場合は、さらに追加で学びを深める期間が必要だからです。
テキストと、問題集と、過去問をやり切ったら、この模擬試験で6割は取れるはず・・・と考えている方は多いと思いますが、意外と6割をとれないこともあるものです。
この模擬試験に取り組み、弱点に気づくことができたなら、そこを補強するのに3週間は用意しておいた方が良いです。
だから、この模擬試験に取り組むのは、試験の3週間前が理想的と考えているのです。
逆に、この模擬試験で6割取れた方であっても、勉強不足だと感じる点がどこかしらで見つかるはずです。
模擬試験で満点をとれることはまずないでしょうから、さらに完成度を高めるべく、残り3週間も学習を積み上げ、合格の可能性を引き上げて下さいね。
効果的な活用法=試験の直前チェックで使う
この模擬試験について、活用法を含めて詳しくご紹介いたしました。
他の教材にない価値をうまく引き出し、合格へのステップアップにつながる使い方をするためにも、試験の直前チェックとして活用することをお勧めいたします。