試験1週間前〜当日の過ごし方

このページでは、試験1週間前から受験者が気を付けるべき、生活リズムについてアドバイスしています。

皆様の不断の努力を、最後の最後に無駄にしないためにも、このページの内容を役立ててくださいね!

体調管理は試験1週間前から!

試験1週間前からは、試験勉強も大切ですが、体調管理も大切です。
試験当日に体調不良になったり寝坊をしないよう、万全の体調で臨めるよう調整していきましょう。

ところで、試験当日は何時に起きるか決まっていますか?
試験1週間前には受験票が届いているはずです。試験開始時間から逆算して、少し余裕を持って試験会場に到着できる当日のスケジュールを立て、当日の朝起きる時間を計算しておきましょう。

生活が不規則な方は、この1週間だけでも朝起きる時間と夜寝る時間を一定にし、それを試験当日まで継続するよう努力しましょう。
さらに、この1週間の朝起きる時間を、試験当日の起床時間と同じに設定するとより効果的です。こうすることで、試験当日も負担なく起きることができ、遅刻することなく会場に足を運べますよ。試験中に眠くなることも防げます。

試験当日に寝坊してしまったら意味がありません。
生活習慣は急に変えづらいものですので、少しずつ一週間をかけて、生活リズムを整えていきましょうね。

試験前日までに確認しておくべきこと

持ち物の確認

試験前日までに、以下の内容はしっかり確認しておきましょう。

受験票に貼る写真がないということにならないように、写真は前もって準備しましょう。

試験中にシャープペンそのものが壊れた時に備え、シャープペンまたは予備の鉛筆をもう1本持参しましょう。
シャープペンの替え芯や、予備の消しゴムも持参すると安心できますよ。
消しゴムは、鉛筆でマークしたところをきれいに消せるものであるかどうかも確認しておきましょう。きれいに消せない消しゴムだと、マーク式問題で間違えた時に採点する機械が正しく解答を判断できなくなってしまいます。

電卓の電池が途中で切れる場合に備えるなら、新品の電池に入れ替えた電卓を持参しましょう。(試験中に電池交換をするのは、あまり印象が良くありません)

腕時計は、必ず持参しましょう。
会場によっては、時計がない、または見づらい場合もあります。試験中に時間が分からないと、相当に不安ですし、時間配分が十分にできなくなります。安心して受験するためにも、腕時計は必ず持参しましょう。

会場が土足禁止の場合は、上履きを持参する必要があります。
必要かどうかを受験票で確認のうえ、必要なら早めに準備しておきましょう。
上履きが必要な場合には、念のために、履き替えた後の靴を入れるための袋も用意しておきましょう。

ここで私からのワンポイント情報ですが、運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書も持参しましょう。後述しますが、万一受験票を忘れたときに役立つからです。

当日の食事について

試験当日の昼食と飲み物は、可能であれば前日に用意しておくと安心です。会場へ行く途中に買おうと思っていても、

という場合もあるのです。鞄がかさばるかもしれませんが、事前に購入して持参した方が安心できますね。

会場近くのお店で食べようとするのも、リスクが伴います。例えば、以下のようなこともあり得るからです。

テキストや問題集を持参するかどうか

試験会場に、テキストや問題集を持っていくかどうかで、悩むかもしれませんね。
どちらも持ち運ぶと重いものですが、会場までの電車の中や、会場での休み時間に読みたい場合もあるでしょう。

やり残しの問題を復習したり、問題を解く感覚を最後まで得ておきたい場合は、問題集(過去問+解説)を持参するとよいです。そうではなく、重要ポイントをざっと確認したいのであれば、テキストだけを持参するとよいです。
限られた時間で確認したい点をすぐに探せるよう、該当箇所に付せんを付けておくと効果的です。

一方、気分を落ち着けたり、受験に備えて頭をリフレッシュしたい場合には、あえてなにも持参しない、または試験と関係のない趣味の雑誌などを持参するのもよいでしょう。
ちなみに私はこのタイプでした。試験当日は雑学本や、家事を楽にするアイデアをまとめた本など、試験と全く関係のない本を持参して読んでました。

受験票を忘れた場合に備えて・・・

いざというときの対処法なので、知っておいてください。
当日に受験票を忘れたことに気づいたら、原則として自宅に取りに帰りましょう。
受験票は、受験するための必須の持ち物ですから。

しかし、現地で忘れ物に気付いたなど、自宅に戻るともはや受験できなくなる状況であれば、試験会場にて特別に対応してもらえる場合があります。
以下は、過去の試験で実際にとられた対応です。

  1. 試験開始の40分前までに会場に到着し、会場本部の担当者に申し出る
    午後から試験開始となる人は「午後の開始時刻の40分前までに」です。
  2. 運転免許証やマイナンバーカードなどの公的身分証明書を提示する
  3. 本人確認が完了したら、所定の受験手続を行う
  4. 以後は指示に従い、受験する

ですので念を入れて、試験開始40分前に会場に到着できる予定を組みましょう。
さらに、身分証明書を持ち物として認識し、準備しておけば、より安心できますね。

ただ、これは特別な対応であり、受験票の持参が原則であることを忘れないでください。
受験票を忘れて「あなたは受験できません、お帰り下さい」と言われたら、諦めるしかありませんからね。

試験当日、集中力を持続させるワンポイント

試験中の体調不良に備える

試験中に、体調不良になってしまうこともあります。体調不良というと大げさかもしれませんが、試験会場の環境や体調により、鼻水が出たり咳き込みやすかったり、人によっては空気環境から体にかゆみを感じる場合もあります。

こういった症状になると、試験の集中力が大きく損なわれます。
このような場合にも念を入れて備えるためには、なんとなく風邪気味であればあらかじめ薬を服用したり、体のかゆみが心配であればあらかじめ薬を塗っておきましょう。

温度調節できる服装を

受験会場の温度環境は、もしかしたら想定よりも暑いかもしれないし、寒いかもしれません。
試験開始前30分には会場に到着し、その環境に慣れておきましょう。
時間ギリギリに走って会場に到着すると、汗をかくためその直後は部屋が暑く感じます。しかし試験開始後に次第に寒気を感じて、困るという場合もあります。ですから、あらかじめ部屋の環境に慣れる時間を確保しておくことが望ましいですね。

試験開始後に暑さや寒さが変化することもあります。
その時に備えて、ファスナーやボタンを簡単に開けられる服装、腕まくりしやすい服だと、自分で温度調整もしやすくなります。

糖分補給で脳を活性化

試験で集中力を持続させるために、脳に十分な栄養補給をするとよいです。
そこで、試験当日にはチョコレートなどの甘いものを準備しておきましょう。
試験開始の1時間前に糖分補給をしておくと、試験の時間中、ちょうど良いタイミングで脳に糖分が蓄えられた状態になります。そのおかげで、集中力を高めた状態で試験に臨むことができます。
学科、実技ともに、事前に脳内への栄養補給を忘れずに★

トイレは済ませておきましょう

学科、実技の開始時間前には、トイレに行っておきましょう。
試験時間中にトイレに行きたくなると、おちついて問題に取り組めなくなります。
当日の水分補給は大切です。トイレに行きたくないからと言って水分を取らないのは、よくありません。
水分を適度にとりつつ、試験開始前には出せる分だけ水分を出しておきましょう。

周りの受験者のことは気にしない

試験会場では、他の受験者によって気が散ったり集中力が途切れてしまうことがあります。例えば、次のような場合です。

こういったことで集中できなくなることも、実際の試験会場ではあり得ます。
これらに対応するには、細かいことを気にしない寛容さと、ちょっとしたことがあっても余裕を持って解答できるだけの、十分な学習を積んだ状態で試験に臨みましょう。

試験が終わった当日は

試験会場を後にしたら、帰りの道中で、今日まで苦労を積み重ねてきた自分をいたわり、ほめましょう。
人として成長できた点が、いくつも見つかることでしょう。

自分にご褒美をあげるものいいでしょう。
ちょっと豪華な料理を食べる、ワンランク上のお酒を味わってみる、試験勉強中に我慢していた趣味を存分に楽しむなど、一歩成長した自分をお祝いしてください。

試験期間中に協力してくれた家族やお友達にも、感謝の言葉を一言かけてあげてくださいね。
お互いの絆がまた一歩、強くなることでしょう。

試験当日の17時ごろから、模範解答が発表されます。
自己採点だけは、記憶がホットな当日にしておくことをお勧めします。
当サイトに、模範解答にすぐたどり着けるリンク集がありますので、こちらもご利用ください

もし、試験結果が芳しくなくても、そのことは翌日から気持ちを切り替えればOKですよ。
試験が終わった当日は、自分をいたわり褒める時間にしてくださいね。

 

 

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