試験に合格した人が努力していたこと
私はこれまで多くの受験者を見てきました。
その中で、試験に合格しやすい人、安定的に合格のポイントを身につけている人は、おおよそ次のような点に気を配り、努力をしています。
合格の可能性を高めたい方は、ぜひこちらを参考にしてください。
勉強をするための時間を意識して確保する
- 毎日1時間勉強をする
- 平日は2時間、土日は6時間勉強する
などのように、自分の日常生活の中に「試験勉強」を組み込みます。
「勉強する時間が全然取れない」という言い訳をせず、勉強時間を確保する努力をします。
結果として、次にもご説明しますが、毎日の生活の中で勉強の優先順位を高くしています。
勉強の優先順位が高い
合格を強く意識している人は、日々の生活の中で勉強の優先順位が高いです。
勉強時間を必ず確保するため、次のような努力・工夫をします。
- 2時間の勉強が終わるまで、テレビも見ない、ゲームもしない。
- 勉強の時間を確保しづらい日には、外食をして食事の準備の時間をカット。
- 寒い冬でも、湯船につからずシャワーだけにして時間短縮。
小さなことの積み重ねでもありますが、何としてでも勉強時間を確保するため、自分の中で勉強の優先順位を上げ、他のことよりも優先して勉強のために時間を割く努力をしています。
単に勉強時間を確保しようと考えるだけでは、実現できないですからね。
隙間時間を活用する
細切れの時間を、勉強の時間に当てます。
たとえ5分の時間でも、それが10回積み重なれば50分もの時間になります。
このス50分を試験勉強に活用できれば、効果的ですね。
当勉強会にお越しいただいた方が、活用していた隙間時間をご紹介します。
参考のうえ、皆さんなりの隙間時間を見つけ出してくださいね。
- 朝ご飯を食べ終わって、電車に乗るまでの空き時間
- 通勤、通学の電車に乗っている時間
- ネイルアートが乾くまでの時間
- 病院での診療待ちの時間
- 子供と公園にいき、子供が砂場で無邪気に遊んでいる間
※定期的にお子さんと会話しながら、勉強してくださいね - 恋人と一緒にいてもつまらないとき
※完全にそっぽ向かれない程度にしてくださいね
勉強を、計画的に進めている
試験当日までの期間、計画的に、
- いつまでに1分野目を終えるのか
- テキストを読み終えるのがいつで、問題集を一通り終えるのがいつか
- 問題集の2週目に取り掛かるのはいつからか
といったことを考えておき、それを実現するように自分をコントロールしていきます。
こうすることで、勉強のペースが遅くなってしまっているかどうかを、早い段階で気づくことができます。
試験2週間前になって「最後の不動産と相続の分野が手つかずだ・・・」となってしまうことも防止できます。
ペースが遅いことに早めに気づいたら、早めに挽回できますからね。
最初から無理だと思わない、とにかくやってみる
以上のことを、頭ではわかっていながら、実践しない人もいます。
でも合格に近づける人は、無理かもしれないと思いながらも努力を続けます。
やってみると、1週間ほどで習慣化し、勉強のペースを安定的に確保できた人もいます。
子供のころ勉強が苦手だったけど、大人になった今となっては意外と簡単にできた、と言う方もいます。
最初から無理と決めつけず、まずはやってみましょう!
寝る前に、頭の中で復習する
寝る前に、一度その日勉強したことを思い出してみましょう。
テキストに書いてあった文章、イラストを思い出します。
問題集で間違えた問題を、思い出します。
印象に残った内容が、あったはずです。
この振り返りが、記憶に強く残るきっかけにもなります。
学んだことを、自分事に置き換えて理解する
年金、税金、相続などいろいろなことを勉強しますが、テキストに書いてある表現をそのまま理解するのではなく、自分のことに置き換えて考えてみます。
- 10年後に自宅を売却するとき、この特例を使ったらこんなことができるのではないか
- 病気やけがをしたら、この制度とこの制度を活用して、生活資金を確保しよう
といったように、自分のことに当てはめて考えたり、記憶に残っているニュースの話題と関連付けて理解します。
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