難関FP1級学科で高得点を取り、合格を勝ち取るガイダンス会
開催概要
開催日時
2018/3/17(土) 13:30開始〜16:30終了予定
(終了時間は予定です。多少前後する可能性があります)
※開始20分前から入室できます。それまでは会場に入ることができません。
※遅れて参加の場合は、直接会場のドアを開けてご入室ください。
勉強会の目的、雰囲気
FP1級学科試験は、合格率が10%程度の難関試験ですが、
広く深く正確な知識をカバーするために学びの視点を広げ、
初出題・未知の出題への対応力も高め、
実践的な学びの感覚をもってFP1級合格を目指そう!
というテーマでお送りする、FP技能士1級学科のガイダンス会です。
合格に役立つ情報提供を行うだけの、単なるセミナーではありません。
問題を解いて1級学習のコツを理解したり、パネルディスカッションで合格者と意見交換できる機会もあります。
参加者・合格者との交流も含めて、みんなで会話ができる楽しい雰囲気で進めていきます。
試験対策がテーマとなっていますが、FP1級の学習内容が、金融実務でどのように役立つかという視点も取り入れています。
皆様の不安・疑問も解消しながら、勢いよく合格を目指していける、おそらく日本で唯一・独自のFP1級ガイダンス会です。
- 2級に合格し、これから1級合格を目指したい方
- 1級試験を受験するかどうか検討中の方
- 1級学科不合格となり、自分に足りない点を補って次こそ合格したい方
のいずれの方にも役立つ内容です。
皆様のご参加をお待ちしています!
当日の内容
■FP1級技能士とCFP(ともに最上位FP資格)の紹介と取得メリット
まず、FPの最上位資格であるFP1級とCFPが、金融業界でどのような位置づけの資格なのか、どのようなスキルが求められているのかをご紹介します。
FP1級とCFPとの違いや、FP1級やCFPにまつわる様々なウワサ、都市伝説についても触れてみます。
FP1級の取得メリットや、一部の金融機関はなぜFP1級の資格を取らせようとしているのか、などもご紹介します。
合格に向けて、自分がこれからどのようなレベルを目指していくのか、資格取得に向けてのスタートラインとゴールラインを明確にしていきます。
■他の専門資格との関連性、FP資格と比較したメリット・デメリット
税理士・社労士など、6分野にわたって他の専門資格が存在します。それらの資格とFP1級との間に、どのような関連性があるのか、主に業務上の観点からご紹介します。
また、これら専門資格とFP1級の、どちらを取るのが有利なのかを、複数のケースでご紹介し、どの資格からとればよいかの判断材料にしていただければと思います。
■FP1級・CFPの試験体系と合格までの道のり
FP1級とCFPは、互いに異なる資格でありながらも、取得までの道のりに重なる点もあります。
この両FP資格を含め、FP資格体系の全体を理解し、受験に必要な要件・道のりをご紹介します。
資格取得の過程で受験することになる、FP1級学科試験またはCFP試験の、それぞれの違いもご紹介します。
人によって、どちらがとりやすいか、どちらを取るべきかの判断が分かれる点もありますので、そこにも踏み込んでご紹介していきます。
■FP1級学科体験問題で、合格率が低い理由と出題の特徴を体感
FP1級学科試験の体験問題にチャレンジしていただき、FP1級でどのような学びの視点が必要なのかを、体験していただきます。
その後、過去問をご紹介しながら、FP2級試験と比較してどのような出題の特徴・違いがあるのかを紹介します。
FP1級学科試験はなぜ合格率が低いのか、そして受験者が乗り越えるべきハードルは何なのかを、前もってイメージしていただけます。
■FP1級学科合格に近づく4つの学習法と、合格に役立つ教材
FP1級学科は難関試験であり、2級までの学習法が通用しにくい特徴があります。
その1級学科試験を乗り越えるための優良な教材が、実は身近なところに存在します。お金のかかる高額教材ばかりではなく、無料で手に入る教材もあります。
市販の試験対策テキストだけでなく、それらの教材も活用した4つの学習法をご紹介します。
この学習法で、1級学科の広く深い試験範囲をカバーでき、
未知の出題に対する対応力をつけ、最新の法改正問題にも対応でき、合格につながる大きな力になります。
■FP1級学科合格者によるパネルディスカッション
FP1級学科試験の前回の合格者を数名お招きし、合格までの過程で苦労したこと、効果的な学習法、合格の決め手、後悔したことなどをお話いただきます。
前回学科の合格者は全国に数百人しかいませんが、その合格者が何人も集まり、
これから学科合格を目指す方へアドバイスもお話いただける、とても貴重な機会です!
■FP1級に関する様々な質問にお答えします!
FP1級に関する質問に、当勉強会スタッフやパネルディスカッションにお越しいただく合格者が、お答えしていきます。
1級試験に限らず、FPに関して幅広いテーマにもお答えします。
皆様の疑問・質問をガイダンス会に持ち込み、この機会に解消しましょう!
■雑談ミニ交流会もあり
参加者・合格者・運営スタッフとで、ざっくばらんに語り合う時間もあります。
受験の動機、試験対策のコツなど、楽しく情報交換ができる時間です。
同じ目標に向かって頑張る仲間と出会いたい、いろいろ有益な情報を得たい、という方にはとても貴重な機会です。
以上のように、FP1級学科合格に向けて、よりよいスタートアップを切るための内容が盛りだくさんです。
初めて受験する人も、再挑戦される方も、勢いよく合格を目指せる機会になるよう進めていきます。
「楽しく学べる会」をモットーに毎回開催していますので、皆様のご参加をお待ちしています!
開催内容に関する補足
勉強会終了後に、懇親会も行います
会場近くのお店で2時間程度、懇親会も行います。自由参加で、費用は1000円〜2000円くらいです。
FP1級の乗り越え方や、FP1級を仕事で活用する方法など、FP1級に関する有益な情報がたくさん飛び交っています。
FP1級という共通点を持つ人同士の貴重な集まりです。楽しく濃密な情報交換もできますし、勉強会スタッフもみなさんの質問やお悩みにお答えしています!
参加者同士で意気投合し、LINEやfacebookでグループを作って試験当日まで一緒に頑張った、ということも過去にありました。
参加対象者
FP技能士1級学科試験を受験予定の方。
直近の試験を受験予定の方に限らず、受験を迷っている方、しばらく先の試験で受験を検討している方もご参加いただけます。
すでにFP1級学科に合格済みの方も、ご参加いただけます。
開催場所、参加費等
参加費
3000円(会場費、資料代、備品等運営費含む)
参加費は会場で集めます。事前振込み等は不要です。
持ち物
特にありませんが、筆記用具があるとメモをするのに便利です。
問題を解くとき、FP2級または1級の試験対策テキストがあると便利です。
その他
当日の進行
当日の進行は、当勉強会の運営スタッフ・サイト管理人の佐藤が担当します。
業務上は、FPがお客様、FPの先生という立場で、FP6分野に関するコンピュータシステムの開発や、FPの教育・育成にも関わっています。
FP3級〜1級の問題も全て自ら解いて、FP試験の最新動向をつかみ、資格取得の支援に役立てています。
参加費は、当勉強会の運営費用として、また 無料で高精度なライフプランシミュレーションソフト Financial Teacher System の開発とシステム運営費として利用させていただいています。
開催報告
FP1級は難易度が高く、数回の受験を経て合格する人も多い試験です。
そのような難関資格を目指す意思をすでにお持ちの方、またこれから受験を検討している方にもお集まりいただきました。
前半では、FP1級・CFPの資格の価値、資格の概要について、また1級学科を合格するための学習法について、いろいろな観点からお話をさせていただきました。
頑張っても合格できない方も多い試験ですが、それでも着実な勉強を積み重ねることで、合格は十分可能な試験です。
難しいことであっても、実生活や金融業務で意味を持つ内容ですから、実務上の観点や私個人が知っていることも入れながら、お話させていただきました。
後半では、前回の学科試験合格者によるパネルディスカッションを行いました。
それぞれの合格者の勉強法や取り組み方、苦労した点や勉強中の状況など、貴重なお話もいただくことができました。
具体的なお話を聞くことができたのも、合格直後の方にお越しいただいたからこそだったと思います。
合格して1,2年も経つと、表面的なお話しか聞けなくなりますから、あえて直前の合格者にのみお越しいただいてよかったと思っています。
お越しいただいた合格者の皆様、ご協力いただきましてありがとうございました。
これから合格を目指していく皆様にとっては、改めて自分の勉強法や進もうとしている道を、客観的に見つめるきっかけにもなったと思います。
1級学科は合格が難しい試験ではありますが、ガイダンス会でお伝えしましたように、着実な理解を重ねていけばやがて合格に到達できる試験です。
次回の1級学科を受験される方も、それ以降の受検を検討している方も、今回のガイダンス会が試験の合格につながり、励みにもなったのであれば幸いです。
本編終了後には、懇親会も行いました。
合格者の方からは、パネルディスカッションで話が出た内容をさらに踏み込んで説明いただいたり、実際に使用された教材をご紹介いただきました。
話を聞くよりも、目で見てわかるとはこのことだ、と感じた方もいました。
他の専門資格の話題にも発展しながら、知見を深められる機会となりました。
パネルディスカッションで合格者からお話いただいた内容
合格者からのお話いただいた内容はたくさんありましたが、その中から一部をご紹介いたします。
ご職業、FP1級を取ろうと思ったきっかけ
- 商社で営業の仕事。プライベートの視点から勉強を始めた
- 会社の事務職。去年9月に2級に合格、その勢いで1級を目指した
- 不動産業。所属部署で資格取得を目指していた。
何回目の受験で、合格したか
- 4回目(1人)、2回目(1人)、1回目(1人)
合格までの期間
- 4年前から取り組んできたが、途中で中断。改めて合格を目指してからは4ヶ月
- 4ヶ月ちょっと。前回9月試験が終わり、まだ合格発表がなされない時期から勉強を開始した。
- 1年3か月。
1日の勉強時間
- 平日は1日2時間ほど。朝4時に起きて勉強時間を確保した。
- 平日は1日2時間ほど、休日は6時間くらい
- 平日は仕事の関係で1日1時間ほど、休日は図書館で6〜7時間くらい勉強。
どの教材を使い、どのような勉強をしたか
- きんざいが出版している書籍を使用。法改正の内容がまとまって書かれていた書籍が参考になった。
- 市販のテキストと問題集で学習した。テキストは1度2度読んだだけでは覚えきれない。何度も繰り返して勉強した。
- 1冊の問題集を繰り返して解くのが一番の近道だと感じた。
- スマホにダウンロードできる教材を使い、スマホで勉強した。
- 4回の受験の中で、結果的にたくさんの教材を使った。
- 通信教育を利用したが読んでわかったつもりになってしまい、結果的に不合格になったこともあった。
- 暗記だけじゃ太刀打ちできない。内容をわかって問題に答えられる力をつけることをがんばった。
- 徹底的に問題を解いた。些細な計算ミスもないくらいに徹底的にやった。結果的に今回の試験では、問題を解けるという自信がついた。
- DVDやCDなどの音声教材を、車の運転中に聞いた。(自宅のラジカセで流すなど応用も可能)
合格の決め手になった要因
- 金融機関の窓口で説明を受けたり、ハローワークなどの役所でパンフレットを入手し、そこから学びを得た
- ケアレスミスをなくしたこと
- 自分が理解できないような専門的なところを勉強するのが苦労した。でも間違えても何度も勉強しなおす、過去問を繰り返し解く 不得意分野を得意分野でカバーして合格ラインを超えるようがんばった。
- 宅建と出題が重なるところが多かったので助かった
- 税金は6つの分野のどの分野でも出るので、税金に強くなっておいた。税金の問題で高い正解率に達したことで、応用編より基礎編の方が高得点だった。多くの人は基礎編で点を取れないが、午前中の基礎編が終わった後、これは合格できるという感覚があった。
- 知識を得るという感覚ではなく、点数を取るという感覚を持てたこと。試験で点を取るコツをつかんだことで、今回はいけるという心理状態で試験に臨めた。
- 途中の経過も答案用紙に書き、部分点狙いで頑張った(前回の1級合格ガイダンスが参考になった)
- 試験当日に基礎編が終わった後、基礎編の答え合わせをあえてせず、昼休みは応用編に向けて頭を切り替えて勉強した。昼休みに勉強したところが出題され、午後の応用編では3〜5点を積み上げて合格ラインを超えた。(この3〜5点がなければ、不合格になっていた)
何をしていれば、もっと早く楽に合格できましたか?
- 法改正内容をしっかり勉強しておくべきだった。そこが足りずに1回目の受験で失敗した。
- 試験対策以外の情報源を得ておくこと(前回の1級合格ガイダンスが参考になった)
- 2級受験後に間隔をあけず1級を受験する。間隔をあけて受験すると、単語は覚えていてもその内容を忘れてしまう
- 出やすいところを重点的に勉強する。応用編の定番問題でしっかり得点できるようにしておく。
勉強中にどうしてもわからないことがあった時に、どうしたか?
- ひとまず言葉通りにいったん解釈していった。わからない点をわからないままに止めてしまうことの方がリスクがあると思った。
- インターネットでその単語で検索すれば、学びになるページが見つかり、理解が進むことがある
勉強時間をどのようにして確保しましたか?
- 早起きして時間を作った。
- いろいろプライベートでもやらなければいけないことはあるが、優先順位をつけて整理する。試験勉強の優先順位を上げ、他の優先順位を下げる。
気分が折れそうになることもあるが、どうやってモチベージョンを維持しましたか?
- 模擬試験を受けて、客観的な達成度をはかった
- できなかったことができるようになるという喜びを味わう。そうなると、面白いように問題が解ける。同じ問題集を繰り返すと、この感覚が得られる。
普段の勉強で、基礎編と応用編のどちらに多くの時間をかけたか?
- 基礎編5割、応用編5割(2人)
- 基礎編6割、応用編4割(1人)
- 基礎編/応用編で時間を配分することよりも、6つの分野の中で時間配分する方が重要。不動産と相続・事業承継の分野に多めに時間を割いたほうが、総合的に多くの得点を獲得できるし、面接形式の1級実技試験にも通用する。
- リスク管理の分野は、最も配点が低いので優先度は落としてよいと思う
- 税金が苦手だと、全般的に点を取りづらくなる。税金の学習は十分にやっておくべき。
法改正の資料は、どこで入手しましたか?
- 税理士事務所、会計事務所がインターネット上で公開している
- 「FP 法改正」で検索すると、たくさん出る
これから1級学科合格を目指す皆様へ応援メッセージ
- 実力の効果測定をしよう。試験で何点取れるレベルなのか、客観的にチェックしよう。
- 自分に甘えないで、高い目標を立てて努力しよう。
- 地道にしっかり勉強することが大事。
- 今日ご紹介した自分の失敗をしないでほしい
- いろいろな人の勉強法を参考にして、よい方法を取り入れて頑張ってください。
参加者のご感想
頂いたご感想を、一部抜粋してご紹介しています。
(個人を特定する記述の削除・要約をしている場合があります)
◆1
昨日はありがとうございました。これから1級取得にむけて進むか、CFPを取得しながらにするか考えてるところですが、とても勉強になりました。
またこのような機会がありましたら、ぜひ参加させていただきたいと思います。
◆2
土曜日は参加させていただきありがとうございました。次回は再受験なので合格者の勉強方法を1番お聞きしたく参加しました。
テキストや問題集は、私も合格者と同じものを使っていたのですが合格者の方はやり込み具合や、問題に対する分析の踏み込み具合が違うなと思いました。1人の方だけでなく、3人それぞれの勉強法、勉強時間を聞けたとがとても参考になりました。
これから6ヶ月はまだ時間があるようでいてあっという間に過ぎてしまうと思いますので、お聞きした合格方法の記憶がまだ新しいうちに勉強再開します。