難関FP1級学科で高得点を取り、合格を勝ち取るガイダンス会
開催概要
開催日時
2017/12/3(日) 13:30開始〜16:30終了予定
(終了時間は予定です。多少前後する可能性があります)
※開始20分前から入室できます。それまでは会場に入ることができません。
※遅れて参加の場合は、直接会場のドアを開けてご入室ください。
勉強会の目的、雰囲気
「合格するための視点を広げ、未知の出題にも対応できる、合格力を高めよう」
というテーマでお送りする、FP技能士1級学科の受験者向けガイダンス会です。
単なるセミナーではありません。問題を解いたり、合格者と対談もしながら、合格のために役立つ情報が得られ、疑問も解消できることを目指した内容です。
試験対策のガイダンス会ではありますが、FP1級の学習内容が、金融実務でどのように役立つか、といった実務視点も取り入れた内容です。
合格に向けて、よりよいスタートアップを切れるよう、下記のとおり内容が盛りだくさんのガイダンス会です。
当日の内容
■FP1級 体験問題にチャレンジ
最初に、2級の出題範囲だった問題にチャレンジしていただきます。
出題内容は2級レベルですが、1級受験者向けにアレンジされています。
FP1級ではどのような学びの視点が必要なのかを、体験できます。
■FP1級試験とCFPの比較、FP1級の実務上のメリット
FP1級試験が金融業界でどのような位置づけの試験となっているか、CFP資格との違いは何か、について説明します。
また、FP1級に合格することでどのようなメリットがあるのか、一部の金融機関はなぜFP1級の資格を取らせようとしているのか、などもご紹介します。
FP1級やCFPにまつわる様々なウワサ、都市伝説についても触れてみます。
■他の専門資格との関連性、FP資格と比較したメリット・デメリット
税理士・社労士など他の専門資格が、FP1級とどのような関連性を持っているのかについて、主に業務上の観点からご紹介します。
また、これら専門資格とFP1級とを比較し、それぞれのメリット・デメリットについても考えていきます。
皆様にとってどちらの資格が有益かの判断材料にしていただければと思います。
■FP1級学科試験の特徴を把握
過去問をご紹介しながら、FP2級試験と比較してどのような出題の特徴があり、出題内容にどのような違いがあるのかをご説明します。
合格率が低い1級学科ですが、合格率が低い背景と、乗り越えるべきハードルを、前もってイメージしていただけます。
■FP1級学科合格に近づける、4つの学習法
なかなか合格が難しい試験ではありますが、それを乗り越えるための優良な教材が身近に存在します。
それらを活用した4つの学習法で、未知の出題に対する対応力をつけ、最新の法改正問題にも対応できるようになります。
1級学科の広く深い試験範囲をカバーできる学習方法となるので、この点を踏み込んでご紹介します。
■FP1級学科合格者によるパネルディスカッション
FP1級学科試験の前回の合格者を数名お招きし、合格までの取り組みについて語っていただきます。
合格者が自身の体験を振り返り、苦労したこと、効果的な学習法、合格の決め手、後悔したことなどをお話いただきます。
前回学科の合格者は全国に数百人しかいませんが、その合格者が何人も集まり、
これから学科合格を目指す方へアドバイスもお話いただける、とても貴重な機会です!
■FP1級に関する様々な質問にお答えします!
FP1級に関する質問に、当勉強会スタッフやパネルディスカッションにお越しいただく合格者が、お答えしていきます。
少し話題を広げて、FPとしての業務に関するご質問にもお答えします。
皆様の疑問・質問をガイダンス会に持ち込み、この機会に解消しましょう!
■雑談ミニ交流会もあり
参加者・合格者・運営スタッフとで、ざっくばらんに語り合う時間もあります。
受験の動機、試験対策のコツなど、楽しく情報交換ができる時間です。
同じ目標に向かって頑張る仲間と出会いたい、いろいろ有益な情報を得たい、という方にはとても貴重な機会です。
以上のように、FP1級学科合格に向けて、よりよいスタートアップを切るための内容が盛りだくさんです。
初めて受験する人も、再挑戦される方も、勢いよく合格を目指せる機会になるよう進めていきます。
「楽しく学べる会」をモットーに毎回開催していますので、皆様のご参加をお待ちしています!
開催内容に関する補足
参加対象者
FP技能士1級学科試験を受験予定の方。
直近の試験を受験予定の方に限らず、受験を迷っている方、しばらく先の試験で受験を検討している方もご参加いただけます。
(すでにFP1級学科に合格済みの方もご参加いただけます)
開催場所、参加費等
参加費
2000円(会場費、資料代、備品等運営費含む)
参加費は会場で集めます。事前振込み等は不要です。
持ち物
特にありませんが、筆記用具があるとメモをするのに便利です。
問題を解くとき、FP2級または1級の試験対策テキストがあると便利です。
その他
当日の進行
当日の進行は、当勉強会の運営スタッフ・サイト管理人の佐藤が担当します。
業務上は、FPがお客様、FPの先生という立場で、FP6分野に関するコンピュータシステムの開発や、FPの教育・育成にも関わっています。
FP3級〜1級の問題も全て自ら解いて、FP試験の最新動向をつかみ、資格取得の支援に役立てています。
参加費は、当勉強会の運営費用として、また 無料で高精度なライフプランシミュレーションソフト Financial Teacher System の開発とシステム運営費として利用させていただいています。
開催報告
当日の様子
今回は、FP1級を受験する方、また受験を検討している方にお集まりいただきました。
前半は、1級試験の概要、合格率が低い理由と、合格に向けての学習法などについて詳しくご紹介しました。
試験対策のテキストや問題集で学習を繰り返す方であっても、合格が難しいのが1級学科試験です。
単なる試験対策テクニックではなく、FP知識を実務上も活用している私個人の観点も入れながら、お話させていただきました。
小難しいお金の知識が、周りの方・お客様のどのような問題を解決するのか、どのように社会貢献できるのか、という視点をもって勉強すると、理解も深まり記憶に定着しやすくなると思います。
後半では、前回の学科試験合格者にもお越しいただき、パネルディスカッションも行いました。
それぞれの方の勉強法や取り組み方、苦労した点や勉強中の状況など、貴重なお話もいただくことができました。
具体的なお話を聞くことができたのも、合格直後の方にお越しいただいたからこそだったと思います。
合格して1,2年も経つと、表面的なお話しか聞けなくなりますから、あえて直前の合格者にのみお越しいただいてよかったと思っています。
お越しいただいた合格者の皆様、ご協力いただきましてありがとうございました。
これから合格を目指していく皆様にとっては、改めて自分の勉強法や進もうとしている道を、客観的に見つめるきっかけにもなったと思います。
1級学科は合格が難しい試験ではありますが、ガイダンス会でお伝えしましたように、着実な理解を重ねていけばやがて合格に到達できる試験です。
次回1月を受験される方も、それ以後の受検を予定している方も、今回のガイダンス会が試験の合格につながり、励みにもなったのであれば幸いです。
本編終了後には、懇親会も行いました。
合格者の方からは、パネルディスカッションで話が出た内容をさらに踏み込んで説明いただいたり、教材をどのように使い込んだか、その実物を見せていただくこともできました。
また、どのように学習ノートを作り込んでいったか、その当時の具体的な内容をスマートフォンで見せていただくこともできました。具体的な体験談が、とても参考になったという声もいただきました。
多少のお酒も飲みながら、ひたすら1級試験の話だけで大いに盛り上がるという、世界中どこを探してもないであろう濃い懇親会となりました(笑)
今後もガイダンス会を継続して開催していきます。
さらに内容をパワーアップさせていきますので、今後受験される方は、ぜひ自戒を楽しみにしてくださいね!
パネルディスカッションで合格者からお話いただいた内容
合格者からのお話に相当なボリュームがありましたが、全てを記録しきれなかったため、その一部のご紹介となりますが、あらかじめご了承ください。
FP1級を取ろうと思ったきっかけ
- 仕事上、あったほうが良いと判断して取得して
- せっかく2級まで取ったのだから、1級まで取ってみようという意欲から
- 「FP1級」と名刺に入っているのがかっこよく見えて、自分もとってみようと思った
職業
- 金融機関に勤務
- 自身で会社経営
- 新聞社
- 大学の職員
何回目の受験で、合格したか
- 1回(3人)、3階(1人)
合格までの期間
- 2ヶ月
- 9ヶ月
- 5ヶ月
- 1年半ほど
1日の勉強時間
- 1日3時間ほど
- 試験3か月前は70時間/月、試験2か月前は80時間/月、試験1か月前は150時間/月
- 勉強時間の記録をつけている人もいた
どの教材を使い、どのような勉強をしたか
- きんざいが出版している分厚いテキストと問題集の組み合わせ
問題を解くとき、正解した問題の解説にも目を通し、理解を深めた。
出版元がきんざいだからといって、出題率が高いわけでもなかった。 - 雑誌KINZAIファイナンシャルプランの巻末の1級用問題を解いた
- 1分野ごとに切り離せる市販のテキスト
しかし記述に間違いも多く、出版社に誤りをいくつも指摘した。
その結果、出版社からの正誤表に掲載された。 - 過去問を3年分解いた。
しかしすでに古い制度、古い時代の数字が含まれるため、注意が必要だった。 - 通信講座も利用して勉強した。
- 自分で実務例も参考にして勉強した。
- 中小事業者向けに配布されているパンフレットが、分かりやすく書かれていて参考になった。
勉強の過程で、苦労した点
- 基礎編では、4択の中から2択までは絞れるものの、そこから先が絞り切れなかった。
- 本に記載の内容がどういう意味なのか、理解できないときがあって苦労した。
- 自分なりに効率のいいやり方に行きつくまで、苦労した。
- 達成感がなかなか得られず、何をすれば合格に行きつけるのかが見えなかった。
合格の決め手になった要因
- 繰り返しの勉強
- 単純なミスをなくす
- 応用編は過去の出題と似ている問題が多いので、応用編で点を取ることを意識
- 6分野に関するニュースに目を通した
- 根気
- 1次情報に触れる
- 自分を振り返り、頑張ったことを見つめなおす
- 買った問題集の中からどれが出題されても大丈夫、というところまで繰り返した
何をしていれば、もっと早く楽に合格できたと思いますか
- 早く楽な方法はない(全員)
- 自分に合う勉強法を見つけること
- 改正事項は徹底的に勉強する
- このようなガイダンス会を、もっと早くに開催してくれたら
実技も合格して正式に1級資格を取れたら
- かっこいいFPになりたい!
- 身近な人の相談に乗りたい!
- 次の資格を目指してがんばりたい!
- 相談される実務家になる!
これから1級学科合格を目指す皆様へ応援メッセージ
- 応用編では、何か書けば部分点をもらえる。実際自分の場合は、分からないなりに頑張って書いた結果、部分点として2点加算されていた(注:ご本人の自己採点による)
- 努力して頑張れば、必ず合格できる。なかなか合格に至らない感覚は勉強中あったが、実際に自分が合格できたから。
試験当日、合格したという実感を得られたか?
- いけたかも!という感じはあった。
- なんとなく合格ラインは越えたかな、でも下回ってるかもしれないな、という感じだった
- 「今回は完全にダメだった」という感触ではなかった
参加者のご感想
頂いたご感想を、一部抜粋してご紹介しています。
(個人を特定する記述の削除・要約をしている場合があります)
◆1
先日はセミナー開催と懇親会ありがとうございました。
想像以上に大変熱い様々なお話が聞けていい刺激を受けました。
現在、CFPまでの道のり半ばにいて、さらにその先に1級があるものと思って、あまり身近に感じていなかった1級です。
金融機関に属していないためか、きんざいの書籍や問題集なども「過去問から出ない」という情報のためか、実はまだあまり見たことはなかったので、早速書店で探してみました。
今回、皆さんの実体験を聞き、きんざいと1級について、見直すきっかけとなりました。
今後、またいい報告を聞きたいです。(できれば自分も。。。)
スタッフより回答:
資格体系は少しややこしいですね。CFPと1級のどちらがいいのかは、皆さん悩まれるところです。今後はこの違いに踏み込んだ内容でガイダンス会を企画していこうと思っています。
懇親会も含め、お役に立てたのであれば幸いです。
◆2
先日はありがとうございました。
非常に参考になる内容で、再度FP試験に取り組む意欲がわいてきました。
特に1発合格された方も何人もいらっしゃっており、きちんと努力すれば受かる試験ということを感じることが出来たのは大きいです。
願わくば頻度高く開催して学習のペースメーカー的に実施できるといいと思います。
あるいは受験生同士で解説しあう会のようなものでもいいかもしれません。
懇親会は出られず残念でしたが、また機会あればぜひ参加させて頂ければと思います。
スタッフより回答:
ご参加いただき、ありがとうございました。
ガイダンス会以外にも、1級試験対策の演習型勉強会を現在企画中です。1級を目指す皆様のお力になれるよう、運営を継続していきますね!
◆3
【前半部分に参加したうえで感じたこと】
FP1級に関しては、圧倒的に情報量が少なく、「学ぶべきこと」を教えてもらえる機会は非常に有益。
イントロダクションとしては申し分ない内容でした。
1月試験に向けて学習することを想定すると、開催時期はもう少し早めの方がよいと感じました。
9月試験の合格発表後、11月上〜中旬くらいに開催してもらえると、その後の学習に活かしやすくなると思います。
開催実績を重ねていき、合格者の輪が広がれば、具体的におすすめの教材やおすすめのサイトの情報提供もできるようになると思います。同じ教材を使っている場合、使い方のアドバイスも可能となります。
【パネラーとして】
最後まで自分の学習方法があっていたのか?には疑問を持ち続けていましたので、役に立つのか不安でした。
でも、最終的に行き着くところは似ているのだなという印象を持ちました。
他の皆様の話を伺っていて、テキスト・問題集は必須ですが、あとはいかに効率よく2階部分を積みあげていくかが合格のカギのように感じました。
質問項目に試験当日の問題への挑み方を加えてもよい気がします。
例)
- 時間配分:全体を網羅的に解き、見直しをするための流れを決める。できれば一度は、本試験と同じ時間帯に模擬試験を問いて見るといい。
- 問題文の読みかた:適切or不適切に丸をつける、誤りの部分に下線を引く、自信があるものと見直したいものを記号等で区別するetc
- 前日当日の注意:前日は早めに休む、寒さや暑さ対策、会場の場所確認
(大学は駅から遠いことが多い)、食事の確保(時間を有効に使うため事前準備、眠くならない量で)、長丁場なので疲労防止策(栄養ドリンクとかチョコとか) - 心構え:周りの様子は気にしない、使い慣れた電卓を用意
- 便利グッズ:マークシート用鉛筆・消しゴム
【実技試験に向けて】
前回パネラーの4名+αで懇親会をやることになりました。こういうつながりができるのも、大変ありがたいです。
実技試験終了後には、FP1級実技対策講座も開講してもいいかもしれません。
面接の様子など、直近の受験者から体験談が聞けるととても安心です。
(そんな会があれば、私が参加したいです。。。)
今後もスケジュールが合えば勉強会に参加させていただきます。
よい機会を提供していただき、ありがとうございました。
スタッフより回答:
今回は合格者としてパネルディスカッションにご協力いただき、ありがとうございました。
FP試験に関する今回のような取り組みは、全国的にも例がない中で企画しました。いただいたご意見も踏まえ、今後は内容をさらに拡充して行きたいと思っています。
ご指摘の通り、開催時期はもう少し早めのほうがいいですね。今後は少し早い時期に開催していきます。
1級試験の体験を共有できる人は、非常に貴重ですよね。みなさんにとっても良いご縁となりましたら幸いです。