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カバー率調査プロジェクト参加者による、FP試験の振り返り座談会 その1

FP試験テキストのカバー率調査プロジェクト(詳細は後述)にご協力いただいたFP2級合格者の皆さんに、FP試験を受験された時を振り返っていただき、座談会を行いました。受験当時の苦労や工夫をお話いただきましたので、これからFP試験の合格を目指す皆さんの参考になればと思います。

取材時期:2018年9月

話者:依田さん、江尻さん
司会:当勉強会スタッフ 佐藤


FP試験テキストのカバー率調査プロジェクトにご協力いただき、ありがとうございます。
依田さん、江尻さんのFP試験受験のきっかけとか、FP資格をどのように役立てているかなど、ざっくばらんにお聞かせいただければと思っています。

まずは、お二人の自己紹介からお願いします。

依田:

依田と申します。実は今年(2018年)6月に会社員をやめ、独立しました。
現在は、おもに統計、会計の講師の仕事をしています。
縁あって、FP協会の継続教育講座の講師の仕事もしています。

FP協会の継続教育講座とは、AFP・CFPの資格をお持ちの方が単位を取得するために通学する講座ですよね。
ということは、依田さんは、FPの先生にあたる存在なのですね!

依田:

まあ、そんなところでしょうか(笑)

すごいですね!このプロジェクトにご協力いただき、ありがとうございます。
では続いて江尻さん、お願いしま〜す。

江尻:

江尻です、よろしくお願いします。
私は会社に勤めていて、営業の仕事をしています。実は、自分の会社で確定拠出年金の投資教育の推進にも関わっています。

確定拠出年金といえば、自分で掛け金を積み立てて運用し、老後に年金として受け取れる制度ですよね。掛金は全額が小規模企業共済等掛金控除になり、税金もお得になるメリットがある、と言われていますね。
ところで、一般的にそれは会社の総務・人事部門が行う業務ですが、営業職なのにやっているのですか?

江尻:

はい、もちろん総務・人事部門も取り組んでいます。ですが、継続的な投資教育をもっと社内で進めていきたいと思っていて、一緒に関わっているのです。
実現すれば、全社員のためにもなるでしょうし、みんなが確定拠出年金という制度をもっと有効活用できると思っています。

それは素晴らしい発想と行動ですね!
会社の皆さんがメリットを得られるよう、頑張ってくださいね。

FP資格取得のきっかけは?

それでは次に、お二人がFPの資格を取得しようと思ったきっかけについて伺いますね。
では依田さんから、お願いします。

依田:

もともと経理の仕事をしていたこともあり、お金には興味はありました。
その後、不動産業界に転職したとき、不動産や相続、事業承継に強い興味をもち、また仕事上その知識が必要になりました。
その時に、FP技能士という資格を知りました。
この資格は、不動産や相続に限らず、税金や年金、保険や投資に関する内容も含まれています。なのでFPの資格で、広くお金の勉強ができそうだし、仕事でも役に立ちそうと思い、受験を決意しました。

あと、すでに税理士と社労士の資格は持っています。なので、年金と税金の良い復習にもなるかな、と思いました。

なるほど、過去に学んだ復習と、これからの仕事にも役立つ資格ということで、取得されたのですね。
江尻さんは、いかがでしょう?

江尻:

FP資格を取る前から、実は株式投資を始めていました。
確定拠出年金も、以前からずっとやっていました。
ところが、あのライブドアショックを経験し、損失を抱えてしまって、ちょっと痛い思いもしました(笑)

そんな中、今のままではいけなくて、きちんとした投資の勉強が必要だと感じました。
そのあとで、マネーマネジメント検定1級という資格を知り、それに合格しました。

で、一緒にその資格に合格した友人から、これだけ勉強したのであれば、FP技能士という国家資格も取れるんじゃないかって話になったのです。
そしてFP3級、2級とチャレンジして、合格に至りました。

ちなみにFP試験の勉強中に、効率よく学べる情報がないかとネットで調べていたところ、このFP技能士3級2級合格勉強会にたどり着きました。そして勉強会にも参加したのです。

なるほど、ということはもっと資産運用に強くなりたい!みたいな思いから、FP資格取得に至った、ということでしょうか?

江尻:

はい、そんな感じですね。投資以外のお金のことも勉強できたので、とてもよかったと思っています。

依田:

実は私も、2級を取得したのが2017年5月で、そのころに行われた試験直前対策の勉強会にも参加しました。

そうでしたね、お二人とも勉強会に参加いただいて、ありがとうございました。
ちょっとでも合格にお役に立てたのであればうれしいです。

ちなみにこの座談会の記事は、これからFP試験を受験する人が読むことになりますので、このあたりで受験対策勉強会の案内を挟んでおこうと思います(笑)

江尻:

(笑)

依田:

(笑)

※筆者注:勉強会のご案内は、このページ末尾をご覧ください。

FPの資格を取ってよかったことは?

実際にお二人はFP2級には合格されているわけです。
FP技能士の資格を取って、良かったな〜と思っていることがあれば、教えて下さい。

依田:

当時仕事で必要だった、不動産と相続の知識が手に入り、直接的に仕事で役立ちました。
かつて社労士受験で学んだ年金知識はいい復習になりましたね。
あと、所得税の知識がとてもためになりました。確定申告にも使えましたし(笑)

それと、FP資格で勉強したことは、人々の生活に役立つ知識になります。この知識を多くの人に広めていきたい、多くの人に知ってほしい、と思っています。
2級は、一つのマイルストーン、ってところですね。

江尻:

私も同じ思いです。

依田:

それに、会社員をやめて独立後の仕事にも、FP資格が役に立ちました。
私がFP資格を持っていたことで、「FP協会の継続教育を統計学の内容で始めたいのだけれど、一緒に協力してくれませんか?」という話が来たのです。
それがきっかけで、実際に継続教育がスタートし、私がその講師を務めることになったのです。
FP継続教育で、統計を売りにしている講座はほかにないのではないかな。

それはいいチャンスになりましたね。
「継続教育を始められたのは、オレのおかげだぜ」っていうことですね!

依田:

ま、まあ、そういう見方になるのかも(笑)

ちょっと言い過ぎましたかも(笑)
では次に、江尻さんのお話を伺いましょう。

江尻:

投資について、いろいろ補強できたところがよかったです。
他にもライフプランや相続など、知っておいた方がお得だということもたくさん知ることができました。
受験勉強をしていくにつれて、その重要さに気づくことができたのも、よかったところです。

特に相続とかは、その場面にならないと気づけないことが多いです。
でもそれをあらかじめ知ることで、まだ自分自身では相続を経験していませんが、これから先に相続というライフイベントがあっても、その備えにつなげることができます。

投資だけに偏らず、いろいろなお金の知識が得られたことは、良かったと思います。

江尻さんと同じ思いをされた方のお話は、私もよく聞きます。
知っているのと知らないのとで、お金の面で大きな差が生まれますからね。

FP試験の勉強のコツは?

この座談会の記事をお読みの方のほとんどは、これからFPの2級や3級の合格を目指す人たちです。
ここからは、FP試験対策について話を進めていきたいと思います。

FP試験で効果があった学習法や、また失敗談などがあれば教えて下さい。

依田:

オーソドックスですけど、まずはテキストの最初のページから順番に、勉強を始めていきました。
最初の方の分野で時間を使ってしまった結果、最後の相続分野の勉強をする時間が足りなくなってしまいました。相続以外の分野は、だいたい9割近く得点できるくらいに勉強をしていましたが、相続分野はボロボロな感じでした。
実際、試験本番でも、相続の分野ではほとんど点は取れませんでした。

そうだったのですね。結果的には、相続分野で得点できなかったのを、他の分野の得点でカバーできた、ということになりますね。

依田:

はい、そのとおりです。
ただ、FPの試験は、どの分野もまんべんなく勉強することが大切だと感じました。そういう勉強ができるよう、もっと計画的に勉強すればよかったと思っています。

これからFP試験を受験される方も、学びの漏れが出ないように、計画的に勉強を進めてもらいたいですね。

江尻:

FP2級の勉強時期は、実は会社で別の資格を取る必要もあり、会社で手配した受験講習会にも行きました。(行かないと合格が難しかった資格でした)
なので、FP試験の十分な勉強時間を確保しづらかったので、効率的なやり方が必要だと考えていました。

そこで実践した方法は、テキストを最初は軽く読んでいく、というやり方です。
1回目は、ざっと一通り通しで読む。そのあと2回目で、内容を深く読み込む、というやり方です。

勉強に、強弱をつけていたのですね。

江尻:

はい。この学習法をやってみて、資産運用の分野は、1回目の流し読みでほとんど理解できました。
もともと、投資を自分でやっていましたから、知ってることがそれなりにあったのです。

1回目に読んだ時に、どこが苦手かを理解しました。
2回目に読むときに、理解度を深めていきながら、読みました。
不動産は苦手意識が強かったので、ここで力を入れたのを覚えています。

効率的な勉強法を、強く意識しましたね。

依田:

私は逆で、知っているところは、じっくり読んじゃうけど(笑)
だって、読みやすいところだから。ついつい、深く読み込んでしまう。

というのも、自分が飽きっぽい性格だからというのもあるんです。テキストには読みごたえが出るように、ストーリー性が欲しいですね。
試験対策の本って、淡々と制度のことが書き綴られているだけだから、つながりがないですよね。

人生を長期的に見れば、家を買う、保険を買う、投資する、年金をもらう、相続がある、というように、つながりはありますけれどね。

依田:

そうですよね。また、私はインプットが苦手だから、ネット情報を利用し、アウトプットの1問1答方式を中心に進めていきました。
テキストは辞書代わりに使うような感じでした。テキストを読み続けていると、つまらなくって、飽きちゃうので・・・。
テンポよく勉強が進んだのは、問題を解いているときでした。

江尻:

分かっていないところを特定して、そこを補強する、というやり方ですね。

依田:

そうです。FP試験の内容って、私たちの生活に関係あるものじゃないですか。
テキストも読めばおおよそ、その内容は分かりますよね。社会人だったら、分かる内容がほとんど。

だから、アウトプット主体の勉強法がよかったと思っています。問題を解いている中で分からない問題にぶつかって、もっと詳しく知りたいと思った時に、テキストに戻って勉強しました。
問題を解くことを中心としたやり方で、理解を広げられたのがよかったです。

ところで江尻さんは、FP試験の勉強で苦労したことや困ったことはなかったですか?

江尻:

困ったことですか?いや・・・順調すぎて特にないかな。
思い出せない・・・

すごーい(笑)

依田:

すごいですね!

江尻:

でも、苦手なところには時間を割きました。
用語を覚えるのが難しかったです。不動産登記の「権利部乙区」とか。
言葉では理解しつつも、実物を見たことがないのでピンとこなかった。

依田:

おっしゃる通りです。実務を知っているかどうかで、理解のスピードは違うよね。
私は不動産と相続分野に、壁を感じていましたから、テキストに登記簿のサンプルくらいは欲しいと思いました。

私も過去にたくさんのFP受験生と話をしてきましたが、用語はとりあえず理解したけれど、何を言っているのか分からない、という声はよく聞きましたね。
本物を知っているかどうかで理解度に違いが出ます。なのでFP試験を受験する人は、できるだけ本物、実務に触れてほしいと思います。

購入したテキストは、いいテキストだった?

それではいよいよ、試験対策テキストに話を踏み込んでいきましょう。
ずばり、皆さんが使われたテキストと、そのテキストを買ってよかったかどうかをホンネで教えてほしいです。

もちろん、テキストの良し悪しは各個人でとらえ方が違うという前提は、これをお読みの方には理解していただくとして、率直にみなさんが感じている生の声、個人的見解をお届けできればと思っています。

依田:

私は、「スッキリわかる」と書かれたタイトルの本を使いました。
試験に出題される内容の網羅性よりも、わかりやすさを取って選びました。
サクッと読める本が良かったからです。
試験の本だから、どうせ読んでいくうちに疲れると思いましたから。

使ってみて、どうでしたか? いいテキストでしたか?

依田:

うーん・・・あんまりいいとは思わなかったかな(笑)

買う時は分かりやすさで選びましたが、実際に勉強を進めると、1問1答のアウトプット方式のやり方に勉強法をシフトしていきました。
結果的に、辞書的に読めるテキスト、網羅性の高いテキストのほうが良いと思いました。
知りたいことが書いてないことも多かったですから。

こんな風に、私はテキストに対する考え方が、途中で変わったのです。
このテキストは、網羅性が足りなくて、困りました。

そうでしたか。やっぱり記述量は、試験勉強が大詰めになってくる段階で、重要になってきますよね。

江尻:

私は、「スッキリとけるFP技能士2級・AFP過去+予想問題」 というテキストを使いました。

あとから、この本は選択ミスだと思いました。
色づかいが少なくて、ちょっと読みづらかった。説明文のあとにすぐ後に問題があるタイプのテキストでしたが、解説が薄く物足りなさを感じました。

あれま!江尻さんも買った本に不満だったのですね(笑)
問題中心の本だったから、かもしれませんね。

江尻:

3級の時に使ったテキストは、イラストもあって、説明書きも詳しくて、わかりやすかったです。
それに比べたら、不満はありました。とっつきにくかった。

だから、3級の受験で使った本も、2級の受験の時には使いました。

3級の時のテキストも、とっておいてよかったですね。

江尻:

本当は、3級の受験で使ったのと同じ出版社のテキストを買いたかったのですが、残念ながら出版されていませんでした。

だからこの2級のテキストを買ったのですが、さっと読んだだけでは分からない、という印象もありました。
テキストに練習問題がついているのは、一見ありがたいように思いました。でも、掲載されている問題の量が多いと、本文が少なくなるので、学びが薄くなるようにも思います。
そもそも、買ったテキスト自体、薄かったですけれど・・・。

二人とも、買ったテキストは、勧めたくない人なんですね(笑)

依田:

だから私は、今回のテキスト調査プロジェクトでは、受験で使った以外の出版社の本を選びました。

江尻:

私もです。どんな違いがあるのか、楽しみです。

依田:

テキストを買う前に見比べても、全然わかりませんよね。
勉強開始後、大事なことが全然載っていないことがわかって、がっかりしたし!

江尻:

もしかしたら、長年販売が続いている本を買った方が良いかもしれませんね。
私が買った本は、マイナーだったのかも・・・

ただ、 シェアNo1、売り上げNo1って書いてあっても、本当のところ、いいテキストなのでしょうか?
それも、今回のプロジェクトで突き止めてみたいです。

これからFP試験を受験する皆さんへアドバイス&メッセージを!

お二人とも、買ったテキストへの不満は大きかったようですね(笑)
今回はみんなで力を合わせて、複数のテキストを分析して、これからFP試験を受験する方に客観的かつ有益な情報をお届けできればと思っています。

それでは最後に、これからFP試験を受験する皆さんへ、メッセージやアドバイスをお願いします。

依田:

苦手はあっても、大苦手は作らないこと。
分野丸ごと1個苦手、はないほうがいいです。
FP試験には、ある1分野の点数が低いことで、試験丸ごと不合格という足切り点のような制度はありません。
だから、多少の苦手があっても、他の分野で挽回して、何とかなりますから。

江尻:

ちまちまと空いた時間に勉強するのがいいと思います。
FP試験で出る内容は、なじみのあることだから、短い時間の学習がしやすく、時間を有効活用できます。
理解を積み上げやすいから、点数も積み上げる効果が出ますし。

時にはまとまった時間を取って勉強することも大切です。
私は会社の保養所を借りて、集中的に勉強したこともありました。

それは、一人合宿ってやつですね(笑)

江尻:

そう、一人合宿でした(笑)
でも、自分のペースで勉強できますし、誰にも邪魔されない時間が続きます。
長時間集中できる環境は、試験さながらの時間配分で過去問を解いたりするときに、欠かせませんし。

これから受験される方には、1分野ずつしっかり勉強し終えること、問題はしっかり解ききること、を意識してほしいです。
実際の試験と同じ時間を区切って、予想問題もやりましょう。

依田:

いかに自分を飽きさせないか、が大事だね。勉強を継続することが大事ですし。
試験勉強のときは、辛さより、楽しさを感じるようにしてください。
試験合格後も、実際に役立つ知識になりますから。

江尻:

私は、試験直前の頻出重要ポイント対策勉強会に参加して、みんなでワイワイと勉強できてよかったです。
気分転換にもなりましたし、楽しめました。

最後に勉強会の宣伝につなげていただき、ありがとうございます!(笑)
FP試験の直前対策勉強会の案内も、このあたりで挟んでおきます(笑)

お二人にとっては、懐かしいFP試験の思い出をお話しいただきました。
この座談会が、これからFP試験の合格を目指す皆さんにとって参考になればと思っています。
合格者の生の声って、なかなか聴けない貴重なものですからね。

依田さん、江尻さん、いろいろお話しいただきまして、ありがとうございました!

 

別の合格者による座談会の記事は、下記をご覧ください。

 

上記座談会で話題が出ました、FP試験対策の勉強会については、下記をご覧ください。

 

 

 

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