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生命保険

生命保険の保険料

年間の平均保険料

平成21年度 生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」によると、1世帯当たりの年間払込保険料は45.4万円。

ネット生保は必ずしも安いとは限らない

生命保険は、ネット生保が安いといわれていますが、必ずしもそうではありません。
例えば、非喫煙型の保険は、ネット生保の保険料より安い場合もあります。
ネット生保では、喫煙者かどうかの確認ができないので、非喫煙型のような保険を作ることができません。
また、年齢が高い場合には、ネット生保のほうが割高になる場合があります。

遺族保障の必要額

世帯主死亡時に必要な遺族保障の額は、おおよそ次の計算式で算出できます。

必要保障額=遺族生活資金−準備資金

遺族生活資金は次の合計額。

準備資金は次の合計額。

標準生命表

社団法人「日本アクチュアリー会」が標準生命表を発表しています。
これは、生まれた10万人が毎年どれくらい亡くなっていくかを一覧表にしたものです。
下記のページから、標準生命表のPDFファイルをダウロードすることができます。
http://www.actuaries.jp/info/

この表をもとにすれば、生命保険の掛け金(純保険料)の目安を計算することもできます。

払済保険にできる場合、できない場合

現在契約中の生命保険を払済保険に変更できるかどうかは、保険商品によって異なります。

すべての保険で払済保険に変更できるとは限りません。払済保険のアドバイスをする際には、注目しているその保険商品において、払済保険にできるかどうかを確認することが大切です。

高度障害保険金

生命保険は、死亡したときまたは高度障害状態になった時に保険金が支払われるが、高度障害保険金を受け取った後に死亡しても、死亡時に保険金は支払われない。
高度障害状態になった時に、保険契約は終了となる。

高度障害状態とは、下記のいずれかになった場合。

生命保険を見直すポイント

複数の会社で、保険商品を比較する

同じような内容でも、会社によって2割ほど保険料が異なる場合もあります。

毎月の保険料だけでなく、保険料支払い総額も比較する

終身保険と定期保険を比較するためにも、支払総額も比較するとよいです。
定期保険のほうが一般的に毎月の保険料が安くなるのですが、更新のたびに保険料が増加していきます。
そのため、数十年にわたって払う料金で考えた場合に、定期保険のほうが高くなる場合もあります。
また、長生きするほど終身型保険のほうが割安になる傾向があります。

リスク区分型保険を活用する

たばこを吸わない人は保険料が安くなる商品もあります。
そういったリスク区分型の保険は、3割ほど保険料が安くなる場合もあるので、条件に合うなら積極的に活用するとお得です。

逓減タイプの定期保険(収入保障保険)を活用する

歳をとるごとに保険金額を下げても大丈夫な場合は、逓減タイプの保険にすると割安になります。
そのためには、将来の家庭のキャッシュフローを把握しておくことが重要です。
逓減タイプの保険を契約する場合は、年々保険金額が減少することになるため、毎年しっかり貯蓄を行う必要があります。

予定利率の高い保険は残す

1996年以前に契約した保険は、予定利率が高く設定されています。
予定利率が高いため、今現在販売されている保険と比較して、同じ保障でも安い保険料が設定されているお得な保険といえます。

告知、診査について

告知や診査は、保険加入の是非について判断するための重要な要素です。告知や診査に関することをまとめています。

他社の保険加入状況はわかる

保険加入時に、申込者が他の保険会社の保険にどれくらい加入しているのか、その加入状況を保険会社が照会できる制度が整っています。
したがって、不必要に多数の保険に加入しようとしているのかどうかは、保険会社側で分かるようになっています。

保険金支払い状況もわかる

保険金支払い時に、契約者が過去にどの保険会社でいくら保険金を受け取ったかを照会することもできます。
保険金支払い時には細かい調査がなされることもあり、この時点で告知義務違反が判明することもあります。

風邪症状が告知事項の対象であることも

保険の申し込みをする人は、風邪くらいの軽い症状なら告知しなくていいだろうと判断する場合もあります。
ただ、大きな病気は、最初は風邪のような軽い初期症状から始まることも多いです。したがって保険会社としては、風邪をひいている人は保険に入れたくない、という考え方もあります。
保険に加入するに当たり、風邪症状も告知事項と考えておいた方がよいです。

加入を断られる条件

ぜんそく、うつ、極端な睡眠不足、更年期障害、入れ墨は、保険に加入できない大きな要素となります。
入れ墨がなぜNG?と思ったかもしれません。これは、入れ墨をしたひとがC型肝炎にかかるリスクが高くなるからです。C型肝炎は潜伏期間が長く、かつ発症すると治療が困難な状況に発展することもある病気です。
また、入れ墨をする人たちの世界では、暴力や傷害事件が多いという調査結果もあります。保険金を多く払うことになりそうなカテゴリに入ってしまうことになるため、入れ墨をしている人は保険加入において不利になります。

また、胃薬を服用している場合であっても、その理由によっては加入ができない場合もあります。

職業によっても加入を断られる場合があります。
たとえば、プロスポーツ選手、トラック運転手、飛行機のパイロット、レーサーなど、他の職業よりけがをしやすい職業についている場合には、保険に加入できない場合があります。
ただし、保険加入後にこれらの職業に就いた場合は、一般的には保険は無効にはなりませんし、あとで届け出る必要もありません。あくまでも、保険契約時の職業で、加入を断られる場合があるということです。ただし保険商品によっては、これらの職業に就いた場合には申告することとなっている場合もありますので、やはり確認した方がよいでしょう。

条件付きで加入が認められる場合

診査、告知によって、通常の保険契約は締結できないものの、条件付きで保険に加入できる場合もあります。

まず、健康状態が悪くても、特定部位負担保として加入が認められる場合があります。これは、ある特定の部位に関する入院、手術では保険金は支払われませんが、それ以外の原因による入院や手術においてのみ、保険金が支払われるというものです。
このように、特定部位だけが保障の対象外とする条件で、保険に加入できる場合もあります。

また、保険に関する金額を調整する条件付で、保険に加入できる場合があります。たとえば、保険料を他の方より割増しにする、または支払われる保険金を減額する、などの条件が付くことがあります。

生命保険金の受取人が死亡していた場合の保険金受取人

生命保険金の受取人に指定したいた者が死亡していた場合、その受取人の相続人が受取人となります。

生命保険業界

保険業界の将来

将来、生保レディーの働き手がいなくなる。
保険の売り手がいなくなり、保険業界は衰退する可能性がある。
生き残るためには、直販を手掛けるなど、営業戦略の見直しが必要。

ネット生保に関する共同調査結果

URLは下記です。
http://www.lifenet-seimei.co.jp/newsrelease/2009/1683.html

保険料の安い商品
保険の内容がわかりやすい商品
他の保険と比較し、優位性を認識できる商品

上記のような商品を顧客は望んでいるようです。また、複数の保険を比較できないことに不満を持つお客様も多いようです。

顧客は、保険を比較していない

生命保険文化センターの生命保険に関する全国実態調査によると、生命保険の加入者の7割近くは、保険加入時に他の保険との比較を行っていないという結果が出ています。一方、生命保険の職員から保険を勧められて加入したという人も7割近くになっています。
現状、保険加入者は保険の比較を十分に行わず加入している傾向があるため、見直すことでよりお得な保険に巡り合える可能性は高いです。

ソルベンシーマージン比率はあてになる指標?

ソルベンシーマージン比率は、保険会社の安全度の指標といわれています。
この比率が200%以上であることが目安である、というのはさまざまなところで見聞きします。

しかし2008年に大和生命が破たんした時、ソルベンシーマージン比率は500%ほどでした。200%を上回っていれば安心であるという考え方が絶対でないことを証明しました。
その他の破綻した保険会社の多くも、200%を上回っていました。

保険を契約しようと考えている方に、「保険会社の経営安定性を確認しよう」と説明しているFPの方もいらっしゃいますが、ソルベンシーマージン比率だけでは不十分ともいえます。

それでは何をどう確認して判断すればよいのでしょうか?
保険会社の健全性を調べるのはなかなか難しいところではあります。ソルベンシーマージン比率以外の指標を業界あげて確立することも重要ではないでしょうか。

特に終身保険や養老保険のように、解約返戻金が高額になる保険に加入している場合は、保険会社の破たんによる損害を大きく受けてしまいます。
消費者側としては、保険会社の破綻にそなえて、複数の保険会社の保険に分散して契約するなどして対応することも一つの方法であろうと思います。

 



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