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家計全般的なこと

家計に関する統計データ

総務省統計局が、家計簿からみたファミリーライフという、家計に関する調査データを公表しています。
年代別に、家計の収支や生活費の多くを占める支出について、まとめられた調査データです。
統計上の平均的なデータが掲載されていますが、他の家での家計がどのようなものかの参考になるかと思います。

また、世帯人数別、地域別など、非常に細かい単位での統計データである、全国消費実態調査という統計データがあります。
こちらも総務省による統計データです。

人生の3大出費

人生の3大出費は、住宅、教育、保険です。
これらにかかる費用を見直すことで、大きな家計の改善効果があります。またこれら3大出費の割引は、バカにできません。たとえば4000万円の家を1%引きで買ったら、40万円の節約になります。
このような大きな出費を改善していくことがポイントです。

ペットの費用

ペットにかかる費用

ペットの医療費

結婚費用

結婚式にかかる費用

ゼクシィ結婚トレンド調査2012によると、挙式と披露宴にかかった合計費用の平均は、343万円だそうです。
ただし、ご祝儀も平均で226万円もらえるとの調査結果があるので、実質的な自己負担額は
343万−226万円=117万円
くらいになると考えられます。

もちろん、あくまでも平均値を使った計算ですので、個別のケースにおいて状況は大きく変動します。

公共料金の地域格差

水道料金

水道料金は、自治体によって料金体系が異なる。
水源が豊富でかつ水質の良い地域(たとえば富士山ふもとの山梨県富士吉田市など)は、浄水設備や配水設備がかからないため、水道料金は毎月数百円しかかからない家庭も多い。
一方、水源がなく渇水になりがちな地域、地形の関係で複数のダムや複数の浄水設備を分散配置せざるを得ない地域は、水道料金が最低でも毎月4000円はかかってしまう地域もある。

電気料金

各家庭に送られてくる電気は、東京電力、関西電力などの電力会社によって電気料金が定められている。したがって水道料金ほどではないが、離れた地域に引っ越した場合などは電気料金が異なってくる場合がある。

送電線をたくさん設置する必要がある北海道などは電気代が高く、水力など自然エネルギーをたくさん活用できる北陸地方は電気代が安くなっている。

車にかかる費用

車にかかる費用の概算

車検費用は、1回およそ12万円。
自動車保険、毎年7万円。
自動車税が年間4万円。

そのほか、ガソリン代と駐車場代が別途必要になる。

車のコストを抑えるためには、車のグレードを下げる、買い替えサイクルを長くする。
グレードを下げると、車体価格、ガソリン代、メンテナンス費、税金など様々な費用が安くなる。

車にかかるコストは、一生涯で数千万円にもなる場合もある。
毎年の費用を1割安くするだけでも、生涯で見れば数百万円の節約になる。

外車のメンテナンス費

外車は車検にもそれなりの費用が掛かります。
なぜなら、その外車の部品を海外から取り寄せたり、特殊な工具や技術が必要になる場合もあるからです。

その他

5年後、後悔しない「クルマの賢い選び方」
http://allabout.co.jp/aa/special/sp_minivan/contents/10001/385755/

同じ診療でも、病院で支払うお金が高くなることがある

医療費は、全国一律で定められていますが、診療に関する条件によって、患者が支払う医療費が高くなることがあります。例えば、以下に該当する場合は通常より高い医療費がかかります。

詳しくは、下記のサイトでまとめられていますので、参考にしてください。

医療機関と診療時間でこれだけ変わる医療費のカラクリ

母子家庭に対する支援制度

国や地方公共団体では、次のような制度を用意しています。

助成金

貸付金

収入アップ

働くことに対するアドバイス

FPの相談の過程で、「妻も働こう」とアドバイスをすることもあるかと思います。
家を買う、ゆとりある暮らしをする、などの顧客の夢を実現するためには、妻も働くことも重要ではあります。

しかし、実際に働けるところまで支援をしないFPが多いのが実情でしょう。
一部には、キャリアカウンセラーとして就業支援まで自ら行う、またはキャリアコンサルタントと提携をして間接的にサポートをするFPもいらっしゃるようです。素晴らしいですね。

確かにお金に関するアドバイスをするのがFPの役割かもしれません。
しかし、顧客の夢をかなえる、顧客の人生をサポートする、という目標を掲げているFPであれば、さらに一歩突っ込んだ顧客サポートとして、このような就業支援まで加えてみてもよいのではないでしょうか。
お金の話以外のプラスアルファのスキルが、FPにとっては差別化になる要因の一つだと思うのです。

家計キャッシュフローの改善になる2つの要素

顧客の生涯のキャッシュフロー表を設計することは、Excelなどのソフトがあれば簡単に作成することができます。
FPとして手腕が問われるのは、作ったキャッシュフロー表をもとに、顧客の夢や目標の実現にあたり、どのように収支を改善していくのかという提案を行い、実行支援していくところにあります。

収支を改善する方法には様々なものがありますが、私は次の2つのポイントも重要な要素になると考えています。この2つのポイントは、世間のFPさんはあまり深く突っ込んで話をしない点かな、と感じています。

年収のアップ

一つは年収をアップさせる方法についてです。
収入面で多くのFPの方がされているアドバイスは、「専業主婦の妻も働いて収入を増やそう」や「投資による資産運用で家計の足しにしていこう」等であろうかと思います。「これからの時代、収入アップはあまり期待できないので・・・」とも付け加えてFPが説明することもままあるようです。

ですが、収入をアップさせるためにはどうすればよいかを真剣に考え、年収アップを実現させることが、収入面の改善でよい対策になることは明らかです。
働き方、仕事上のポジション、業界で求められるスキルなどを多角的に把握したうえで、どうすれば年収をアップさせられるのか、その道筋が見えるようになっていることが、相談者にとっても望ましいことです。
業界や職種によって、年収アップを実現する具体的な方法は異なりますが、高い給料を払っても働き続けてほしいと思われる人材になる、また自ら収益の高い事業を行えるだけの環境を作る、年収アップの貴重なチャンスを的確につかむ、といったことが実現できるよう、FPが具体的なアドバイスできれば心強いですね。

健康でいること

収支改善で大切なもう一つの要素は健康です。
健康が悪い状況だと、治療費がかさみますし、働ける時間が短くなる影響で年収が下がることもあり得ます。
保険にも入りづらくなるなど、不健康になれば様々な点で収支に影響をもたらすことになります。
若い時から不健康だと、その影響も長く続くことになってしまいます。
生活習慣の見直し、早目の予防や治療、適切な食生活を心掛け、良好な健康状態を維持し続けることも、収支改善につながります。

まとめ

年収アップと健康の2点について書きましたが、いずれもFP6分野と関係のない領域です。
こういった観点でアドバイスをするためには、業界ごとのキャリアアップに関する知識や、医学的専門知識も多少は必要になります。
これらの領域についても積極的に学び、顧客相談で活かせるようになれば、FPとしての独自の強みに変えることができると思います。

 



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